競技

2016/05/23

SAJ事務局来訪者  スノーボード・ハーフパイプ 青野 令さん

2015-03-21 00.21.15

 

 

苦労の末のクリスタルトロフィーだった。

 2007年、ワールドカップの本格デビューした青野選手。当時、四国の愛媛県から参戦していることで話題になったが、2006年までは実績ゼロ。それがこの年、富良野で行われた大会でいきなり優勝、カルガリーでの2戦とも優勝と3勝をマークして男子初の総合優勝を飾った。2009年2度目の総合優勝を飾り、順風満帆だったが、2014年、ストーンハムの大会で優勝したのを最後に世界のトップシーンから姿を消してしまった。肩の故障である。

 

  その間、平野、平岡選手が力をつけて青野選手はすっかり忘れ去られてしまった。「肩さえ治れば…」と悔しさをバネに、しかし、焦らず治部忠重コーチ(写真)と調整に努めた。2015/2016シーズン、満を持した青野選手は、夏にカドローナ(NZL)での開幕戦こそ5位だったが、その後、マンモスマウンテン優勝、パークシティ2位、札幌大会で優勝を果たし日本選手タイとなる3度目の総合優勝を果たした。

 

  ワールドカップ通算12勝は同競技ではダントツの記録。2010年、2014年と2度出場したオリンピックでは思うような成績を残していないが、2018年はメダルを意識してのチャレンジとなる。一度、“地獄”を見た青野選手の逆襲に期待せずにはいられない。