アンカー、小林選手が追いすがるドイツを振り切って14年ぶりに金メダルを獲得した。(撮影:岩瀬孝文)
加藤大平(サッポロノルディックスキークラブ)が128メートルの大きなジャンプで前半のジャンプは差のない5位につけた。そして、後半のクロスカントリーでは1走の湊祐介(東京美装スキー部)が自慢の健脚を披露して一気に2位へ。加藤、渡部暁斗(早稲田大学スキー部)が2位で踏ん張り、アンカー小林範仁(東京美装スキー部)が首位に立ってゴール前、激しく迫るドイツのチノ・エデルマンを振り切った。
4選手すべてが持ち味を出し切っての金メダル獲得だ。
14年前、荻原健司を擁したジャパンチームは、ジャンプで圧倒的な差をつけ、クロスカントリーで逃げ切るというのが必勝パターンだった。それが、足のスペシャリスト、小林と湊が、堂々とクロスカントリーで強豪、ドイツ、ノルウェーを力でネジ伏せた。
新しいメンバーが、新しい必勝パターンを構築した瞬間でもあった。
1992年アルベールビルオリンピックで、当時、エースだった阿部雅司が当日団体のメンバーから外され、チームは金メダルを獲得した。今回、やはりリーダーである高橋大斗(土屋ホームスキー部)が不振のため外された。なにかノルディックコンバインドの金メダル獲得の裏には因縁めいたドラマがあった。
おめでとう、若きアスリートたち。バンクーバーの空へこのまま飛んでいけ。
| 1 JAPAN | Jumping | Difference | Cross-Country | 48:32.3 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 湊 祐介 | 5 | 112.5 | 0.24 | 11:57.1 2 | 0.0 |
| 加藤 大平 | 124.0 | 12:04.0 4 | +4.1 | ||
| 渡部 暁斗 | 107.7 | 12:16.1 2 | +12.1 | ||
| 小林 範仁 | 108.2 | 11:51.1 1 | +9.9 | ||
4選手がそれぞれ持ち味をフルに発揮しての勝利だった。(撮影:岩瀬孝文)
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