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アルペン記事

FIS CHILDREN RACE WHISTLER CUP 2009
日本チーム 結果報告

FIS CHILDREN RACE WHISTLER CUP 2009

ウィスラーカップ2009派遣実行委員会
NPO法人ナスターレース協会

陽春の候、関係各位の皆様におかれましてはますますご清栄のことお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
今年度は第8回目のウィスラーカップ日本チーム派遣となりました。JTB・GOLDWINCUP大会関係者、及びナスターレース協会と合同にて派遣選手選考を行い(C-1クラスは男女各2名、C-2クラスは男女各3名)10名の選手派遣をいたしました。

ウィスラーカップには海外からは20カ国、地元カナダやアメリカから多数のチームが参加、欧州勢も加わり390名以上もの選手がエントリーする中で日本チームは大健闘をいたしました。
各選手がウィスラーカップ参戦を期に一層の向上心を持ち、世界に目標を定めると言った意味でも、また競技以外での文化交流など大変貴重な良い経験となったことと思います。
アルペンスキーに関わる全ての人達が思い目指しているであろう『夢』の実現へ向けも邁進して行きたいと考えております。

今後も皆様方のご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げますとともに、日本チーム派遣にあたりご協力をいただきました多くの関係者の皆様には深く感謝とお礼を申し上げます。

1.派遣概要

期   間 : 2009年4月8日(水)~4月14日(火)
場   所 : ウィスラーマウンテンスキー場(カナダブリティッシュコロンビア州)
派遣選手数 : チルドレン1(1996/1/1~1997/12/31生まれ) 男子2名 女子2名
   チルドレン2(1994/1/1~1995/12/31生まれ) 男子3名 女子3名   計10名
派遣コーチ数 : 4名(ボランティアコーチ2名)計6名
  注)CSBA(カナディアン・スポーツ・ビジネス・アカデミー)スタッフより現地サポートをいただきました。
  注)FISチルドレンレースとは
国際スキー連盟(FIS)ではFISレースの対象年令が15歳からとしており、FISチルドレンレースはFISレース参加年令前の9歳から15歳未満までのチルドレンレーサーを対象とした国際レースで、肉体的な成長途中にある児童に対し、コース条件、ポールセット条件を考慮しつつチルドレンレーサーの健全な育成と国際交流を目的に実施しているカテゴリーです。その中で「ウィスラーカップ」はヨーロッパの「トッポリーノトロフィー」上位者も招待され、今年度は世界15カ国全400名程の参加により、4月10日~12日までウィスラースキー場(カナダBC州)で開催され、まさに「ウィスラーカップ」は世界最高峰のチルドレン大会といえます。

2.派遣選手名
氏名生まれ年住所選考
K1(チルドレン1)女子
安藤 麻1996年北海道旭川市GWナスターレースチルドレンジャパンカップ
石橋 未樹1996年北海道札幌市GWナスターレースチルドレンジャパンカップ
K1(チルドレン1)男子
奥村 駿1996年北海道網走市GWナスターレースチルドレンジャパンカップ
斉藤 圭哉1996年長野県松本市GWナスターレースチルドレンジャパンカップ
K2(チルドレン2)女子
上野 友花1994年宮城県大崎市JTB GOLDWINカップ 東北決勝
押味 輝1994年北海道札幌市GWナスターレースチルドレンジャパンカップ
岩渕 希実1995年長野県上田市GWナスターレースチルドレンジャパンカップ
K2(チルドレン2)男子
目黒 岳1994年福島県南会津JTBGOLDWIN カップ 東北決勝
藤原 颯大1994年山梨県韮崎市GWナスターレースチルドレンジャパンカップ
荒井 章吾1994年北海道富良野市GWナスターレースチルドレンジャパンカップ
3.引率コーチのプロフィール

1 帰山 聡夫(NPO法人ナスターレース協会 副理事長)
1962年6月25日生(北海道歌志内市出身)日本体育大学スキー部入部後、プロスキーレーサーとして活躍、ヨーロッパ、アルゼンチンのレースを転戦し活躍、1996年ナスターレース協会事務局員としてナスターレースの普及とチルドレン関連の総合プロデュースを行う。普段は㈱ゴールドウインアクティブスタイル事業本部にて選手対策を行い、今回の派遣にあたってヘッドコーチを務めます。

2 平澤 岳(’94リレハンメル ’98長野オリンピック日本代表/ナスターレース協会会長)
1973年2月1日生2回のオリンピックに出場、世界選手権1回出場、ワールドカップは5シーズンにわたり転戦し日本アルペンのエースとして活躍2002年に現役を引退現在はスキークロスのプロデュースも行い昨年よりNPO法人ナスターレース協会の会長としても活躍しています。

3 大原 敏史(全日本スキー連盟チルドレン小委員会委員長/ナスターレース協会正会員)
全日本チルドレン小委員会委員長。札幌市スキー連盟アルペン部長。日本のアルペンスキー界を底辺から改革をし、FISチルドレンの存在を全国に浸透させるべく全国のスキー場を飛びまわり活躍されています。

4 澤口 学(アルツ磐梯スキー場 金メダルプロジェクト/ナスターレース協会正会員)
1955年11月11日生(札幌市出身) 1995~1998年 全日本スキー連盟アルペンナショナルチームコーチとして国内外で活躍、 冬季長野オリンピックアルペンコーチを務める。 2005年 アルツ磐梯の「金メダリストプロジェクト」コーチとして就任2006年12月 「金メダルプロジェクト」をスタートし活躍されています。

5 松尾 潤(スキー専門誌 スキーレーサー プレス及びカメラ)
今回も日本チームに同行し、日本選手及びウィスラーカップの取材を担当その記事はスキーグラフィック本誌に掲載予定です。

≪ボランティアコーチ≫
    美浪 秀行(旭川ジュニアアルペン/ナスターレース協会正会員)
    目黒 正 (福島県スキー連盟競技本部 アルペン部 会津西ブロック強化コーチ)
※ボランティアコーチの方々は、今回の遠征に関わります経費は全て自費にてご協力いただいております。

4.2009ウィスラーカップ大会スケジュール
4/8(水)19:00各国ナショナルチーム夕食(ウィスラー会議センター)
4/9(木) 7:00朝食(ラウンドハウスロッヂ)
AMトレーニング及びレースコースインスペクション
12:00昼食(ラウンドハウスロッヂ)
PMトレーニング及びレースコースインスペクション
16:00コーチミーティング及びゼッケンドロー(ウィスラー会議センター)
19:00~20:30ウェルカムパーティ及びチーム集合写真撮影(ウィスラー会議センター)終了
4/10(金)7:00朝食(ランドハウスロッヂ)
K2 SG競技(1本)  K1 SL競技(2本)
12:00昼食(ランドハウスロッヂ)
17:00表彰式及びパレード
18:00コーチミーティング(ウィスラー会議センター)
19:00~各国ナショナルチーム夕食(ウィスラー会議センター)
4/11(土)7:00朝食(ランドハウスロッヂ)
K1 GS競技(2本)   K2 SL競技(2本)
12:0016:00昼食(ランドハウスロッヂ)表彰式
17:00コーチミーティング(ウィスラー会議センター)
19:00~各国ナショナルチーム晩餐会(ウィスラー会議センター)
4/12(日)7:00朝食(ランドハウスロッヂ)
K1 Kombi   K2 GS競技(1本)
12:00昼食(ランドハウスロッヂ)
表彰式(スキーヤーズプラザ)
18:30各国ナショナルチーム夕食(ウィスラー会議センター)
4/13(月)7:007:30朝食(各自)ウィスラー発
5.帰山ヘッドコーチ全体レポート

08-09シーズンのナスターレース協会の活動にご理解をいただき、また応援をしていただきました全ての皆様方にこの場を借りてお礼を申し上げます。大変ありがとうございます。感謝申し上げます。
今回で8回目を迎えましたウィスラーカップ派遣事業は過去最高の成績を残す結果となりました。

全体で金メダルが2個、銀メダルが4個、10位以内の入賞が3個、C-1・C-2クラスともに大変頑張りました。
選手一人一人が頑張った事は言うまでもありませんが、現地CSBA(カナディアン・スポーツ・ビジネスアカデミー)中島代表のご好意により今回もミーティングルーム、チューンナップルームのご提供とスタッフのサポートをいただけた事、海外でのレース経験豊富なコーチ陣等、多くの条件が重なった結果好成績が残せたものと思います。
また今回の遠征ではC-2クラスでも十分世界と戦える事が実証されたようにも思います。

しかし多くの課題も残されていることも事実ですが、皆様方には環境の違う異国の地で正々堂々と力いっぱい頑張った日本代表の選手達を誉めていただきたいと思います。
これを期に選手達には国内はもとより益々海外を見据えて活躍していただきたいと思います。

今後もチルドレンクラスの選手をご担当されているコーチの方々、保護者の皆様方にもご協力とご理解をいただきましてアルペンスキーを通じて、子供達を大切に育てて行く環境作りが出来れば幸いに存じます。

ランドハウスロッジ前 集合写真 (4/9)

ランドハウスロッジ前 集合写真 (4/9)

ランドハウスロッジ前 集合写真 (4/9)

ランドハウスロッジ前 集合写真 (4/9)

WelcomeParty (4/9)

WelcomeParty (4/9)

パレード (4/10)

パレード (4/10)

パレード (4/10)

パレード (4/10)

表彰式 (4/10)

表彰式 (4/10)

K1-M GS 斉藤(4/11)

K1-M GS 斉藤(4/11)

K1-W GS 安藤(4/11)

K1-W GS 安藤(4/11)

K1-M KOMBI 奥村(4/12)

K1-M KOMBI 奥村(4/12)

K2-W GS 押味(4/12)

K2-W GS 押味(4/12)

K-2 GS 5位 押味(4/12)

K-2 GS 5位 押味(4/12)

K1-W SL 5位 石橋(4/10)

K1-W SL 5位 石橋(4/10)

K1-WGS 1位 安藤 / 4位 石橋(4/11)

K1-WGS 1位 安藤 / 4位 石橋(4/11)

K1-M GS 1位、斉藤 / 2位 奥村 (4/11)

K1-M GS 1位、斉藤 / 2位 奥村 (4/11)

K2-M GS 2位 荒井(4/12)

K2-M GS 2位 荒井(4/12)

他国選手と(4/10)

他国選手と(4/10)

≪Whistler cup 2009 japan team results≫
カテゴリー種目性別順位BIB氏名1st2ndTotal Time
K-1SL女子519石橋 未樹37.0134.641'11.65
-78安藤 麻DF 1st RUN
男子-14斉藤 圭哉DF 1st RUN
-3奥村 駿DQ 2nd RUNGATE 19
GS女子18安藤 麻49.2750.411'39.68
418石橋 未樹50.1551.181'41.33
男子118斉藤 圭哉49.6351.941'41.57
25奥村 駿50.0952.131'42.22
Kombi女子23安藤 麻46.87
-16石橋 未樹DF
男子217斉藤 圭哉46
-5奥村 駿DQGATE 3
K-2SG女子176押味 輝1'11.79
4317岩渕 希実1'14.74
6728上野 友花1'18.50
男子1519荒井 章吾1'09.67
5828目黒 岳1'13.87
-6藤原 颯大DF
SL女子4230上野 友花55.0459.411'54.45
523押味 輝1'01.6656.11'57.76
-18岩渕 希実DF 2nd RUN
男子-28目黒 岳DF 2nd RUN
-17荒井 章吾DF 2nd RUN
-10藤原 颯大DF 2nd RUN
GS女子55押味 輝56.55
3020岩渕 希実59.99
7328上野 友花1'04.31
男子220荒井 章吾56.05
1111藤原 颯大57.93
2830目黒 岳1'00.01

※詳細な成績に関しましては下記URLにてご確認下さい
http://www.whistlercup.com/

派遣選手の感想
安藤 麻

安藤 麻

安藤 麻 K1(チルドレン1)女子 北海道旭川市

今年もウィスラーカップに参加できて良かったです。今回は2回目ということもあって、落ち着いて頑張れました。今シーズン初めの大会は負けてしまって、それから少しあせりました。だけど次の大会は3日間とも優勝することができたので自信が持てるようになりました。

苗場のジャパンカップに出て1日目、優勝した時はうれしくて、2日目も優勝できるか不安もありましたが、2日目も優勝できてすごくうれしかった。終わってからすぐカナダだったので待ち遠しかったです。

ウィスラーカップに出て1日目のSLは、初めてのDNFだったから結構ショックだった。だから2日目のGSLは気合いを入れて滑りました。1本目2位だったから、2本目は「気持ちで負けない」と思って滑ったら優勝することができました。

CBは2位で0.9秒、約1秒の差をつけられて悔しかった。だからシーズンオフになってら陸トレなどで頑張ってK2になっても、高校生になってもヨーロッパの選手と戦えるように努力したいと思います。来年もウィスラーカップに出場できるように頑張ります。

石橋 未樹

石橋 未樹

石橋 未樹 K1(チルドレン1)女子 北海道札幌市

 今シーズン一番勉強になったのはウィスラーカップでした。苗場で総合2位までウィスラーに行けることは知っていましたが、強い選手が一杯いたのであきらめていました。1日目、CBで2位とコンマ差で2位でした。少し抑えた滑りだったけど、思っていた滑りができたので良かったと思いました。

2日目のGSLは2位で、3位は昨日2位の人だったので総合してみると未樹の方が速く、総合2位だとわかったときはすごくうれしかったです。

初海外にすごく不安があったけれど知っている友達が多かったし、コーチも1人知っていたので良かったと思いました。1日目のSLは、自分の中では好きだから思いっきり行こうと思いました。5位に入賞してすごくうれしかったです。

2日目のGSLは、あまり好きじゃなかったけれど練習通りに滑ろうと思いました。4位になり前日より順位が上がり、うれしかったです。でも表彰台にあがれなかったのはすごく悲しかったです。

3日目のCBは好きだったけれど転んでしまったのが悔しかったです。外足に乗れとコーチに言われていたけれど、ポールばかり気にしていて忘れていました。このウィスラーで勉強になったことはいっぱいあります。

この経験を生かして来シーズンも頑張りたいです。今ここにいることも、ウィスラーに行けたことも両親のおかげだと思います。未樹がスキーをやることで仕事をしなければいけなくなったり…。ほんとうに両親にはお世話になっていると思います。

奥村 駿

奥村 駿

奥村 駿 K1(チルドレン1)男子 北海道網走市

今シーズン初めは、春に網走に来て、夏・秋とスキーのために陸トレやインラインスケートを毎日練習していて、その練習の成果はいつ出るのか、など考えていました。そして、一番最初の大会はサホロでのGSLでした。この大会では、良い結果は出なくて「夏の練習はなんだったんだろう」と思いました。そして大会に出ていくうちに、だんだん成績も良くなってきました。今はまだ勝てない人には来年には勝てるようにしたいです。

そしてJAPAN CUPのことは、年下が多いことですごく緊張していて、自分の滑りがあまり出来なかったです。でも、GSL、CBとどちらも優勝できて良かったです。

ウィスラーカップの派遣が決まったときは、初めて海外の強い選手と戦えると思い、練習にも熱が入りました。でもあまりウィスラーカップの事は頭に入れないようにして次の大会に備えておきました。

今回、ウィスラーに行くということで、英語を話せるようにしたいなと思いました。それと一番思ったことは、精神面を鍛えるということです。それは1日目のSLで思いました。1本目2位に約0.9秒つけていて、コーチや仲間に「優勝できるんじゃないか」などと言われて、いつもより緊張してしまいました。その結果、ポールをまたいでしまい、失格になりました。そのことから、プレッシャーに慣れていて精神的にも強くなりたいと思いました。

2日目のGSLは、1本目から細かいセットに対応できず、自分の力を出せず1本目3位。2本目、1人はかわしたものの2本目も自分の滑りができずに2位という結果でした。実力的には1位になれるレベルなのに出来なかったのが悔しかったです。

そして3日目、CBではSLの次ぎに自信があったので気合いを入れていきました。そしてスタートしましたが、リズムを取れずSLと同じでポールをまたいでしまいました。僕はどんなセット、環境でも勝てる選手になりたいです。

この大会で学んだことはたくさんあります。そのことを、いつまでも忘れずに練習に挑みたいです。来シーズンは2年ということで、全中など全国でも勝てる選手になりたいです。そして将来はナショナルチームに入り、日本を代表できるような選手になり、ワールドカップ、オリンピックで金メダルをもらいたいです。
 そして親、コーチはいつもサポートしてくれるので、その分、結果を残したいです。

斉藤 圭哉

斉藤 圭哉

斉藤 圭哉 K1(チルドレン1)男子 長野県松本市

僕は苗場でやったJAPAN CUPで派遣が決まった時は、とてもうれしくて「やっといけた」と思いました。この大会に向けて練習を重ねてきたので、かなりうれしかったです。そしてこのウィスラーカップに来て1日目はSLで、僕の苦手な競技でいつもよりすごく緊張してスタートしたけど、途中で転んでしまって、もう最悪でした。

次の日はGSLで1本目1位ですごくプレッシャーで緊張したけど、応援してくれたおかげで優勝できたので、今は感謝しています。

上野 友花

上野 友花

上野 友花 K2(チルドレン2)女子 宮城県大崎市

私は、今回のウィスラーカップを通じて「自分は心が弱い」と改めて感じました。スタート前にやたら緊張してしまったり、現地の人に話かけられると、ただ焦って何も言えなくなってしまいます。とにかく「焦り」や「迷い」が私の心の半分を占領していました。

今シーズン半ばから、私はスランプで東中(東北中学)、全中でも得意なSLはDF。GSLは滑り切りましたが、表彰台には立つことができませんでした。だからJTBゴールドウインカップの東北大会でも思うような滑りはできず、ウィスラーには「行けないだろう」と思っていました。

今回来ることができたのは、本当に幸運だったからだと思います。でも、それでもチャンスが巡ってきたのだから、せめて「落ち着いて自分の滑りをしたい」と自分なりに目標を持っていたつもりでした。それが、今回は本当に何もできずに終わってしましました。今までコーチに教えてもらった事や、必死に練習して覚えたはずのことを何もできずに。

今は「悔しい」の気持ちで一杯です。自分の滑りができなかったこと、自分の順位、滞在中の生活も、周りに流されるような形になってしまったこと。何もかも自分の意思が弱かったからだと思います。

「勝ちたい」とか「絶対にやってやる」とかそういう気持ちが自分には全然足りないと感じました。今までは「上手くなりたい」、「そうすれば結果はついてくるはず」と自分の中では考えていました。でも海外の選手たちや今回の日本チームの選手たちを見て、「このままじゃだめだ」と感じたのです。

今まで県内では、常に優勝争いの中にいたし、去年はそこそこ成績も出せて、少しだけ自信を持っていました。今年のスランプは「中学最後」っていう焦りからくるもので、落ち着けば大丈夫、インターハイで頑張ろうと思ったり、「インターハイで優勝する!」という友達に「すごいね」と言ってみたりと、自分に甘い部分がありました。そして、それから目をそらしていました。

でも今回の大会で「日本一」は頂点ではないんだ、と思い知らされました。そして、もっと「強くなりたい」と思うようになりました。これから高校生として新しい舞台(インターハイ)に挑戦する、このときにウィスラーに来られて良かったと思います。

今回の悔しさや苦しさを忘れず、夏場のトレーニングに励みたいと思います。そして、全国はもちろん、世界で戦えるスキーヤーになります。1週間、ありがとうございました。

押味 輝

押味 輝

押味 輝 K2(チルドレン2)女子 北海道札幌市

今回、ウィスラーカップに出場することができて私はほんとうに良かったと思います。この派遣を振り返って、自分の弱い所や努力していかなけばいけない所がまだたくさんあることも実感できたし、逆に自分の良い所、今回良かった所も見つけることができた1週間だったと思います。

今回、この大会に来て自分で立てた目標が、「意地でも表彰台」だったのですが、結果はSG17位、SLは1本目でカタハンしてしまってスイッチバック、GSLが5位でした。表彰台にはあがれなかったから、それは本当に悔しいけれど、でも5位で良かったと思いました。

これからもっともっと努力していけば海外の選手とも戦っていけると思ったし、表彰台にあがっていたら多分調子こいていたと思うので、これをバネにして、「これからもっと速く、上手く、強くなれるように頑張っていかないと」と思いました。それから今年は、たくさん海外の選手とも交流したりできたので良かったと思います。

私は将来、ワールドカップ、オリンピックで優勝することが夢なので、その夢に向かって一歩一歩でも毎日確実に近づいていけるように頑張ります。またこのウィスラー派遣のチャンスを作ってくれた人達、私を支えてくれた人、頑張れ! と応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました。これからも頑張っていきます。

岩渕 希実

岩渕 希実

岩渕 希実 K2(チルドレン2)女子 長野県上田市

 苗場で行われたゴールドウインジャパンカップでは、自分がまさかウィスラーカップに行けるなんて思ってもいませんでした。初めて出場したゴールドウインジャパンカップだったから、どんな人が出ているのかなと思っていたら、結構全国の中で名前を聞く人がたくさん出ていて、はじめは「まぁ、ウィスラーに行けたら夢みたいだなぁ」なんて思っていました。

でも1日目のCBで2位になって、GSLはあまりよくなかったけど派遣が決まりました。その時は嬉しかったです。ジャパンカップから成田空港に集合の日まで、すごく楽しみにしていました。だけど、初めての海外だし、同じJAPANチームの人も名前は聞いたことがあるけど話したことがない人ばかりということもあって、楽しみと同時に不安もすごく大きくありました。でも成田では派遣選手とすぐ仲良くなることができて、飛行機に乗った時から不安はだんだんなくなってきました。

ウィスラーは実際行ってみたらすごくいい所でした。泊まったホテルも日本人の方がたくさんいて、とても安心して生活ができました。1日目の練習の日から、翌日からはじまるウィスラーカップ本番への意識がすごく高くなっていきました。

はじめの1日目、スーパーGはものすごくビビってしまいました。多分、日本で出たことのある大会よりも飛ぶ所も少ないし、怖がる要素も少なかったと思います。それでも怖がってしまったのは、多分気持ちで外国の選手たちに負けていたからだと思います。とくに地元のカナダの選手は本当に自信を持ってスタートを切っていました。そしてすごく元気のいい滑りをしていました。

それに対して自分は、「こんな強そうな選手達と戦えるのか」、「コケたらどうしよう」とかすごくマイナス思考になっていました。そんな気持ちのままスタートしたから、攻めていないし、身体がまったく動けていない滑りになってしまいました。もちろんタイムも遅くて結果は最悪でした。スーパーGでは自分に自信を持って滑ることができなかったことが一番悔しかったです。

SLは1本目は身体は動けていたと思います。でもなかなかポールの近くを通れなくてヘアピン・ストレートでも順手ばかりでした。あそこで、逆手にしていたらもう少しいいタイムだったと思います。1本目はリバース5漏れで35位でした。だから2本目はもっと近くを通ってターンの後半でエッジングをかけるようなターンをしないで元気よく滑ることを目標に滑りました。

でもオープンの所で切り返しが遅れて入れないままアウトしてしまいました。今は何であそこで登らないであきらめてしまったのだろうと感じています。GSLではインスペの時からすごく切り返しの早いセットだなと思いました。日本でいつもやっているGSLのレースはもっとインターバルが長く、全然違いました。だけどコースに入るとすごく遅れてしまって5、6、7ターン目ぐらいで大きくふくらんでしまいました。自分はそういう細かいセットに対応できていないんだと思いました。いつもの簡単なセットに慣れてしまって、早い切り返しができないという事がわかりました。

3日間のレースを通じてメンタル面と技術的にも新たに課題が見えました。しっかり身体を作って問題点をできるだけなくして、来年もまたウィスラーに来て外国人と戦います。

今回同行してくださった先生、コーチの方、本当にありがとうございました。これからも感謝の気持ちを忘れずに結果を出していきたいです。

荒井 章吾

荒井 章吾

荒井 章吾 K2(チルドレン2)男子 北海道富良野市

昨年の夏はすごく頑張りました。それまで僕は結構な遅さでしたが、夏に頑張ったのでシーズン初めは自信に満ち溢れていました。シーズンが始まり、全道中学では優勝することができ、様々な大会で上位に入ることができるようになりました。派遣が決まった時はうれしくて、良いチャンスだと思いました。ウィスラーに来るまでは夏を思い出してもう一度努力しました。

ウィスラーカップでは、SGとSLでは自分の納得いく滑りが全然できなかったのは悔しいけど、GSLで2位に入れたのがすごく嬉しいです。来シーズンは、今年よりもっとモチベーションを高く持ち、もっと頑張りたいです。そして近い将来、期待される選手になりたいです。

目標は大きくなり、世界の選手をライバルにしたいです。1人だけではスキーはできないので、支えてくれている人たちにほんとうに感謝しています。ありがとうございました。

目黒 岳

目黒 岳

目黒 岳 K2(チルドレン2)男子 福島県南会津

僕は、今回初めてウィスラーに来ていろいろ学ぶことができ、世界のいろいろな人達と滑ることができたのでとてもうれしく思っています。シーズンはじめはとても調子が悪く、自分の本来の滑りをすることができず、とても悔しい気持ちでした。ですが、大会をやっていくうちに段々調子も良くなり、自分の滑りができて嬉しかったです。

またJTBゴールドウインカップの東北大会で優勝し、派遣が決まった時は、本当に自分で良いのかという不安でいっぱいでした。ウィスラーに来るまでの間、大会や練習でなるべくベストの状態で臨めるよう心がけていました。また実際にウィスラーカップを体験してみて感じた事は、世界の人達の滑りの速さに驚きました。そして、自分の力のなさを感じ、悔しい気持ちでした。

GSLでは決して良い滑りとはいえませんでしたが、28番に入り、少しホッとしています。ですが、嬉しいわけでもないので、満足せずに常に良い滑りをして上位にくい込めるような選手になっていきたいです。

来シーズンの目標として、まずは全中、ジュニアオリンピックで成績を残し、県内の大会でも常に優勝していたいです。また世界に通用する滑りをしていきたいです。近い将来、世界大会でトップ3に入っていきたいです。またオリンピックでメダルを獲りたいと思います。

最終目標として自分はまだあまり考えていませんが、スキーをやめることなく続けていきたいです。また両親には遠い所の大会まで連れて行ってもらったりしているので、「ありがとう」と言いたいです。コーチには技術面、精神的なこと、その他にもいろいろと教わっているので、常に感謝して練習に臨んでいき、シーズンが終わってから挨拶をして、来年も一緒にやっていきたいです。

藤原 颯大

藤原 颯大

藤原 颯大 K2(チルドレン2)男子 山梨県韮崎市

今回、ウィスラーに来て外国の選手と試合して、思うような滑りは出来なかったし、全然納得できる結果ではなかったけれど、自分の来シーズンの課題も見つかったので、来て良かったと思います。

ウィスラーは今シーズンの目標のひとつだったので、行けることが決まった時はとても嬉しかったです。外国の選手と話して仲良くなるのも楽しみだったし、自分の力がどこまで通用するか試すチャンスだと思って、しっかり調整しました。自分の滑りをしっかりする、後は楽しく滑る、が今回の目標でした。

自分の滑りができなくて良くない結果だったけど、ここまでうまく調整できないのも実力だと思います。SLは体力不足で2本揃えられない。3日続いてきついレースでもきっちり3日揃えている選手もいます。それにGSLでは、3日間連続でトキ(途中棄権)ってしまうんじゃないかなどと考えてしまって、良い滑りが出来ませんでした。

SG、SLとトキってしまっても強気でレースに臨めるように、しっかりオフトレーニングをして、今回の体験を活かせるようにしたいです。

僕は将来、オリンピックやワールドカップで活躍できる選手になりたいです。英語も話せるようにならないといけないし、大変だろうと思うけれど強い意志を持って必ず目標を達成したいと思います。
家族やコーチへの感謝の気持ちを忘れずに頑張ります。

本件に関するお問い合わせ
ナスターレース協会 事務局 帰山
〒150-8517 東京都渋谷区松濤2-20-6
TEL:03-3481-7146/FAX:03-3481-7243

[2009/4/21:アルペン]
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