金丸富男さん
クロスカントリーの金丸富男さんは、今シーズン終了後、現役を引退。3月下旬、SAJ事務局に引退の挨拶に来てくれた。その金丸さんから挨拶状が届いたが、現役当時の几帳面さがそのまま伝わってくる内容だ。
「この度、昨シーズンを最後に選手生活に終止符を打ち、現役を引退致しました。幼少の頃に、遊びの一つとして始めたクロスカントリースキーが、20数年の競技生活になるとは考えもしておりませんでした。今、振り返っても充実しあっという間に過ぎた日々でした。
引退に際しまして悔いはなく、満足感で一杯です。これも他ならぬ皆様方のご支援、ご声援を頂きながら活動させていただいた賜物であり、心より感謝申し上げます。今後は、小坂製錬株式会社の一員として、社会人の新たなスタートを切ります。クロスカントリースキーを通じて培った、忍耐力や人とのつながりの大切さを生かし、微力ながら会社に貢献していく所存です。
また、今後も何らかの形でスキー界には携わらせて頂き、スキー界の発展に少しでも貢献していきたいと思います。今後とも皆様方には、一層のご指導とご鞭撻を賜りたく、お願い申し上げます。親しく拝眉の上御礼申し上げるべきところ略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます。金丸富男」
現役時代、2001年から世界選手権大会3回連続出場を果たし、全日本スキー選手権大会では2度の2冠を含む通算7勝をマークしている。文中にもあるように、クロスカントリーで培った忍耐力は、仕事でも十分発揮してくれるだろう。金丸さんの第2の人生にエールを贈りたい。
■出場した世界選手権大会| 年度 | 開催地 | 開催国 |
|---|---|---|
| 2001 | Lahti | FIN |
| 2003 | Val di Fiemme | ITA |
| 2005 | Oberstdorf | GER |
| 回/年度 | 種目 |
|---|---|
| 第80回(2002) | パシュート |
| 第82回(2004) | 30km F |
| 第85回(2007) | 15km F |
| パシュート | |
| 第86回(2008) | 50km F |
| パシュート | |
| 第87回(2009) | 50km C |