非常に高い平岡選手のエア。頭脳プレイを生かした技の構成はもはやワールドカップ級
ニュージーランドのカドローナで25日に開催された2010スノーボードジュニア世界選手権大会の男女ハーフパイプで、男子の平岡卓選手(フッド・岐阜県)が金メダルを獲得、女子も松本遥奈選手(クルーズ・北海道)が銅メダルを獲得した。男子ハーフパイプの金メダル獲得は、昨年に続いて2年連続、通算3個目となった。
以下、安岡伝夫、石橋一コーチの報告を紹介する。
ニュージーランド・カドローナで行われた スノーボードHPジュニア世界選手権予選結果報告を致します。 ニュージーランドの日付で2010年8月25日競技が終了しました。
ハーフパイプ日本選手団は男子6名、女子4名というメンバーで競技に臨み、コースコンディションは6、7m幅22、5mとオリンピックのスペックとほぼ同じ状況で行われました。エントリー数は男子62名女子24名の参加でヨーロッパ勢、アメリカ、カナダなど主要国はほぼ来ていて、バンクーバーオリンピックに参加した選手も数名顔をのぞかせ内容的にもかなりハイレベルな戦いとなりました。
予選とシェイプが若干変わり転倒者が多い中、決勝2本目で平岡が高い演技と高回転の構成またスピーンのバリエーションも合わせた高い評価を受け2位との差を2ポイント以上離し優勝を勝ち取りました。また注目したいのは、今大会最年少となった今井は短い調整期間をフルに使い良い調整を行い高い演技をし結果16位でしたが、本人としてもチームとしても大きな成果となり来期のジュニアワールドやワールドカップと期待をせずには居れません。
女子では松本遥奈がメンタル面の力強さを見せ、3位に入賞、また、国内競技会でパフォーマンすが生かしきれなかった中北が男子に負けず劣らずのパフォーマンスを見せ始め頭角を表した様に思います。
今回、個々の調整で事前にニュージーに入っていたメンバーも同じ宿舎で合宿を行う事で細かなコミュニケーションやケアー、方向修正などが可能になりそれが多くの結果、また育成方針確立につながり私たちコーチ陣も大きな成果を得られたと思い、この方針をもとに更なる強化に努めたいと思います。
今後とも皆様方も応援の方、宜しくお願いします。
君が代が流れた男子表彰式。日本は前回に引き続きジュニア世界王者のタイトルをディフェンディングした
今回入賞を果たした、左から吉田景風(4位)、平岡卓(1位)、松本遥奈(3位)、岡田良菜(4位)。
Results
■Ladies Halfpipe 8/25 Cardrona| Rank | Name | Nat | Best Point/Time |
|---|---|---|---|
| 1 | SADAR Cilka | SLO | 37.8 |
| 2 | SINCLAIR Rebecca | NZE | 31.7 |
| 3 | 松本 遥奈 | JPN | 31.4 |
| 4 | 岡田 良菜 | JPN | 30.9 |
| 7 | 八田 梨加 | JPN | 23.8 |
| 8 | 中北 涼 | JPN | 18.3 |
| Rank | Name | Nat | Best Point/Time |
|---|---|---|---|
| 1 | 平岡 卓 | JPN | 44.2 |
| 2 | JOHNSTONE Nathan | AUS | 42.2 |
| 3 | PIETROPOLI Manuel | ITA | 39.8 |
| 4 | 吉田 景風 | JPN | 38.6 |
| 16 | 今井 郁海 | JPN | 27 |
| 17 | 子出藤歩夢 | JPN | 26.1 |
| 19 | 小山内修平 | JPN | 30.6 |
| 23 | 平野 英樹 | JPN | 27.6 |