公益財団法人全日本スキー連盟は、2021年11月2日（火）、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルにて「SNOW AWARD & PRESS CONFERENCE 2021」を開催いたしました。
コロナ禍に於ける開催方法として、会場参加とオンラインのハイブリッド形式で実施し、会場には延べ155名の皆さまにご来場を頂きました。
Photo by 藤巻剛

開式にあたって会長の勝木紀昭が、北京オリンピックを迎える今シーズンから2030年冬季オリンピックの札幌招致を視野に入れた長期的なスノースポーツの普及・育成方針についてお話させて頂きました。
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SNOW AWARDは先のシーズンに目覚ましい功績を残した選手を表彰するイベントで、既にシーズンに突入し海外遠征中の選手や、遠征から帰国したものの隔離期間で待機する選手も居る中、小林陵侑（土屋ホームスキー部）、須貝龍（チームクレブ）の2名がステージに登壇し、続いて行われたPRESS CONFERENCEでは海外・国内から戸塚優斗（ヨネックス）、渡部暁斗（北野建設SC）、堀島行真（トヨタ自動車スキー部）、鬼塚雅（星野リゾート）、竹内智香（（広島ガススキー部）、安藤麻（日清医療食品）の6名の選手がオンラインで登壇しました。
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2021/22シーズンのオフィシャルウェアの基調色は“赤”。MIZUNO社、DESCENTE社、GOLDWIN社、YONEX社、それぞれのウェアメーカーの技術を盛り込んだ最新スタイルが発表されました。
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北京五輪への選手たちの意気込みのほか質疑応答も行われ、「どの選手を応援しているか、気になるか？」と言ったユニークな問いかけや、殆どの選手がオリンピックのコースを滑っていない状況で挑むことになる点についてもインタビューが行われました。
今回表彰されたのは次の20名の選手です。

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表彰式の後には、中村実彦・競技本部長より現在の日本の選手の立ち位置、世界の舞台に通用する選手を数多く輩出して行くための長期的な育成方針が語られました。
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PRESS CONFERENCE 2021では勝木紀昭（全日本スキー連盟会長）、橋本聖子氏（東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長、原田雅彦（SAJ理事、JOC理事、雪印メグミルクスキー部総監督）による映像トークショー「夢は繋がっていく～地域が育む力とともに～」も上映。
日本障がい者スキーのパイオニア・大日方邦子さんからは、ハンディがある人でも気軽に楽しめるような環境作りの提言、91歳の現役アルペンスキー選手の本間かほるさん（一般財団法人東京都スキー連盟）は生涯に渡り長く楽しめるスポーツとしてのスキーの楽しさ、髙梨沙羅選手の「世界で戦うライバルというだけでない、友人や勇気を与えてくれる存在」や、サポーターへの感謝のコメントも披露されました。
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岡部直士・副会長の挨拶にて閉宴となりました。
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