SAJ事務局来訪者
クロスカントリー 本田尚平さん
21日、午後、ひょっこり来局してくれたのはクロスカントリーの本田尚平さん(陸自冬戦教所属)。旭川大学高等学校から日本大学とクロスカントリーの名門コースを歩み、日大卒業後は陸自冬戦教(陸上自衛隊冬季戦技教育隊)に所属して7年間選手として活動、今年のシーズン終了後に引退した。
選手としては、2009年の世界選手権大会(Liberec)に出場し、恩田祐一選手と組んだチームスプリントで10位、パシュート43位、15kmクラシカルでは45位という成績を残し、全日本スキー選手権では2006年、2010年、2011年のスプリントを制覇、2010年はチームスプリントでも優勝している。
チーム一の185cmという長身から繰り出すダイナミックな走りを身上とした選手。
引退後は、「まずは自衛隊員として勉強して、近い将来、若い選手の指導をやってみたいと思っています」と目標を語る。自身、果たせなかったオリンピック出場、そしてメダル獲得の夢をコーチとして果たしたいという。そう語る本田さんの目は、少年のようにキラキラと輝いていた。
北海道網走市出身
1982年12月2日生まれ