競技
2025/06/09【Report 2024/2025シーズン第1回スキーハーフパイプ選手発掘プログラム】
2024/2025シーズン 第1回スキーハーフパイプ選手発掘プログラムの概要はこちら
2025年5月31日~6月2日に山梨県にて、スキー(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)教室を開催しました。
本事業は、すでにスキーハーフパイプに選手として取り組んでいる、または今後選手を目指す小学校1年生~高校3年生のジュニアスキーヤーを対象に、技術指導および各種講習を行い、将来的に選手として活動する上で必要な技術、知識を伝達しることを目的に実施しています。
本事業は全3回の継続型のプログラムとなっており、第1回目となる今回はカムイみさか室内ゲレンデにて実施しました。1日目の午前中は、雪上講習を行いました。まず、ナショナルチームの選手が普段から行っているウォームアップを行い、その中でトリックを行う上で必要不可欠なポジションやジャンプ操動作の確認を陸上で行いました。
ウォームアップの様子
室内ゲレンデでは、実際にハーフパイプを滑りながらポジションを意識するとともに、コーチの後ろを滑ることで適切な滑走ラインを体感しながら学びました。
雪上講習の様子
午後は、山梨県立青少年センターに移動し、体育館にて体力測定を行いました。選手を目指す上で、パフォーマンスの向上やけがの防止に必要なフィジカル要素について、まず自分の現状を把握し、平均値と比較することで強みや弱みを知る機会となりました。
体力測定の様子
クールダウン
2日目も1日目に引き続き、ウォームアップとポジションの確認から始めました。その後の雪上講習ではコーチが映像を見せながらフィードバックし、選手は一本ごとに意識するポイントを確認しつつ、にてぞれぞれの課題に取り組みました
2日目の雪上講習の様子
2日目の午後は座学講習を行い、大会の種類や出場方法などについて学びました。また、第一回事業の最後に、選手各自で目標設定シートを記入するワークを行い、今後、いつまでに、どのような選手となりたいか、そのためにどのような事項が必要であり、どのようなスケジュールを組んでいくか、という、具体的な行動まで落とし込む作業を行いました。
講習会の様子
ワークをする参加者
参加選手は多くの情報を得る二日間になりました。今後、第2回、第3回の事業と続く中で、得た情報を消化し、どのように活用していくか、今後の選手の成長が楽しみです。
報告:フリースタイル(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)チームコーチ 高尾 千穂
集合写真