SAJ事務局来訪者
元アルペン選手 星 瑞枝さん
シーズンインを目前に引退を表明し、第一線を退くことになった星瑞枝さん。アルペンの女子選手として最も長い15シーズンに渡りジャパンスキーチームのメンバーとして頑張ってきた。度重なるけがのためベストな状態でレースができなくなったことが引退の決め手となった。
新潟県・湯之谷中学校2年の時にジャパンチーム・ジュニアBの指定を受け、最後のシーズンとなった2014年まで、オリンピック(2006年トリノ)1回、世界選手権大会出場4回を誇り、女子のリーダー的存在として今日までけがを抱えながら世界への挑戦を続けてきた。
そんな星さんが17日、引退の挨拶のため岩谷アルペン部長と来局した。厳しいトレーニングに明け暮れた選手生活から解放されたせいか、終始笑顔一杯で事務局スタッフにお礼を言っていた。
今後について、オリンピック出場の経験がない現在の女子チームだが、唯一オリンピック出場を果たしている貴重な体験と15シーズンに渡る世界へのトライの軌跡を、今後は指導者として力を発揮してほしいものだ。
☆星 瑞枝さんからのメッセージ
ナショナルチームに選ばれて15シーズン。ここまで目標であったオリンピックを目指して選手生活を送ってくることができたことは、私にとって大きなチャレンジと経験と財産を与えてくれるものでした。これまでの私の活動を支えてくださったすべての方々へ、感謝の気持ちでいっぱいです。
今後については、自分の経験を生かした、私にしか出来ないスタイルでスキー界を盛り上げ、ジュニア育成をお手伝い出来る道を考えていきたいと思います。
今までたくさんの応援をありがとうございました。