2014/04/22

SAJ事務局来訪者 
アルペン選手 湯淺直樹さん

アルペン選手 湯淺直樹さん国体におけるアルペンの歴史をスキー年鑑で調べる湯淺選手

国体におけるアルペンの歴史をスキー年鑑で調べる湯淺選手

「文武両道」湯淺直樹選手を表現するのにピッタリな言葉がこれだ。現役選手として活躍する湯淺選手のオフシーズンは中京大学大学院生。それも大学(北海道東海大学)を卒業後、何年もたってから同大大学院へ進んだ。

 

その中で今、「国体はなぜ大回転なのか」と、その生い立ちに興味を持ち、SAJスキー年鑑、日本体育協会資料室を調べに22日、SAJ事務局を訪れた。オリンピック7位入賞、世界選手権大会6位入賞、そしてワールドカップ3位と、日本のアルペン史に残る名スラローマーだが、ソチオリンピックは残念ながら12月に骨折し、その影響もあって思うようなレースはできなかった。しかし、世界でもトップレベルの高いテクニックは各国の選手、コーチから脅威。ワールドカップ日本選手初優勝、世界選手権大会、そしてオリンピックでのメダル獲得は湯淺選手の夢、というより野望そのものだ。

 

冬は世界を転戦するスラローマー、オフは学生として「文武両道」を実践する湯淺選手、今回の「国体と大回転」の論文がまとまったら、「選手 湯淺」へ切り替えて表彰台を狙ってほしい。

 

湯淺直樹
北海道札幌市出身
1983年4月24日生まれ
177cm/72kg
札幌商業高等学校→北海道東海大学→中京大学大学院
スポーツアルペンスキークラブ所属