2014/03/27

SAJ事務局来訪者 
元ジャンプコーチ 須田健仁さん

元ジャンプコーチ 須田健仁さん

3回のオリンピック代表、そして1992年アルベールビルオリンピックでは原田雅彦、葛西紀明選手らと団体戦で4位入賞を果たすなど日本を代表するジャンパーとして活躍、選手引退後はコーチとして選手の育成・強化に尽力した須田健仁さんが25日、コーチ引退の報告のため来局した。

 

勤務する東京美装興業株式会社・総務部から秋田県鹿角事業所の所長代理に配置転換になり、鹿角市にある同社が管理するジャンプ台「アルパス」も本職を生かした須田さんの仕事の一部となる。

 

この移動を機にジャパンスキーチームのコーチと同チームのコーチを退任し、仕事に専念することになったものだが、須田さんは温厚な人柄でコーチや選手から慕われ、コーチ手腕も高く評価されていた。同社のチームに所属、今シーズン限りで引退した湯本史寿選手も須田さんの指導を受けて世界へ飛び出していった。選手、コーチとして成功した須田さんのことだから新たな分野でも成功間違いなし。仕事人、須田さんに栄光あれ。