2011/06/03

SAJ事務局来訪者 
ジャンプ 船木和喜さん

船木和喜さん

5月の中旬、顔を出してくれたのがジャンプの船木和喜(フィットスキー)さん。一時期の低迷から脱し、昨シーズンは全日本スキー選手権大会優勝(ラージヒル)、冬季アジア大会の金メダル獲得など復活の険しい道を駆け上がってきた。世界一美しいと評された飛行フォームは徐々に戻り、全日本選手権の1本目には、139.5mの大ジャンプを記録するなど飛距離も伸びてきた。

 

ジャンプへの情熱は衰えるどころか、年とともに激しく燃え、「世界の第一線へ戻る」ことを目標に、さらにヒートアップしている。

 

数年前からジャンパーを目指す子どもたちを側面から支援するなど、ボランティア活動にも意欲的に取り組んでいる。未来ある子どもたちに接しているのが、意欲を掻き立てていることは間違いないが、経験が大きな武器となるジャンプの世界ではまだまだ老け込む年ではない。

 

今季、ワールドカップメンバー代表の座を獲得して、世界への返り咲きの足がかりを掴んでほしいものだ。

 

1998年長野オリンピック LH金メダル・団体金メダル
1999年世界選手権大会  NH金メダル・団体銀メダル
ワールドカップ通算15勝(葛西選手と並ぶジャンプの最多勝)