SAJ事務局来訪者
女子ジャンプコーチ 渡瀬弥太郎さん
2009年から世界選手権大会に採用され、来シーズンからワールドカップがスタート、そして念願のオリンピックには、2014年ソチ(ロシア)から採用になった女子ジャンプ。その女子ジャンプを約20年にわたって指導してきたのが渡瀬弥太郎さんだ。自身、ジャンパーとして1985年ゼーフェルドの世界選手権大会で団体6位入賞を果たしている。
山田いずみ選手1人だけで世界と戦い、日本の公式大会に「女子の部」を新設してもらうよう働きかけたり、苦難の20年だった。そして今日、「もういつでもメダルを獲れます。ソチまで特別なことはしません。着実に前へ進むことだけです」と自信がみなぎる。
6月3日、ジャンプをサポートしてもらっている企業への挨拶回りに、娘のあゆみ選手と来局、スキーウェアからスーツに着替えて汗だくのスポンサー回りを行った。
女子ジャンプを応援してくれる企業を見つけるのも大きな仕事のひとつ。海外遠征、国内合宿など、選手強化のための経費は次から次へとかかる。渡瀬コーチの奮闘はまだまだ続く。
神戸クリニックスキー部監督