2011/05/20

SAJ事務局来訪者 
ノルディックコンバインド 小林範仁さん

小林範仁さん

17日、引退の挨拶に来訪してくれたのは、2009年世界選手権大会のゴールドメダリスト、ノルディックコンバインドの小林範仁さん。今年、2月に行われた世界選手権大会の会場(オスロ)で、競技終了後に引退を表明した。荻原健司さんに代表されるように、日本の必勝パターンはジャンプで大きな差をつけてクロスカントリーで粘って逃げ切る、ものだったが、小林選手の登場でジャンプで上位につけてクロスカントリーで追い上げるという新しい戦略を持ち込んだ立役者だった。

 

目立ちたがり屋であることを自他共に認めるところだが、バンクーバーオリンピックでは、後半のクロスカントリーで一時トップに飛び出し、テレビ観戦した多くのファンを狂喜させたのはその真骨頂。で、今後については、「少しゆっくりしますが、そのうちテレビに出ますから見ていてください」と引退後も目立ちたがり宣言だった。