SAJ事務局来訪者
ジャンプ 一戸 剛さん
5月24日、スーツに身を包んだサラリーマン風の男性が来局した。何かのセールかと思いきや、よくよく見ると見覚えのある顔。そう、2006年トリノオリンピックにジャンプ代表として出場した一戸剛(いちのへ つよし)さんだ。トリノオリンピック後、ジャンプシーンから姿を消していたが、昨シーズン、再び新聞紙上に名前が載るようになった。
オリンピック後、スポーツ用品の総合メーカー、アシックスに勤務、サラリーマン生活を送っていたが、再びチャレンジを開始した。
雪印メグミルク杯(NH)2位、UHB杯(LH)5位、TVh杯(LH)3位、NHK杯(LH)で優勝を逃したが1本目にバッケンレコードとなる142.5mと大ジャンプを見せてブランクを感じさせなかった。千葉県代表として国体にも出場、オリンピック代表の底力を見せつけてくれた。
サラリーマンとしてのスーツ姿から、ウインターシーズンはワンピースに着替えてジャンパーに変身する。「まだまだやりますよ」とベテランは意気軒昂だ。”サラリーマンジャンパー” 一戸剛さんのフルアタックに注目だ。
アシックス勤務、パルレーシングスキークラブ所属