クロスカントリー選手 横山寿美子さん
さわやかな表情で2007ノルディック世界選手権札幌大会のマスコット「ノルッキー」と撮っているのは女子クロスカントリー界の第一人者として長年活躍してきた横山寿美子さん。世界選手権札幌大会の会場で「第一線」を退くと表明、お世話になった連盟関係者に挨拶を、と5月18日、アポなし来局。プレッシャーから解放されたせいか、実にさわやかな笑顔を見せてくれた。
1993年、ファールン(SWE)で開催された世界選手権大会に初出場してから「世界」との戦いに参戦、五輪出場4回、世界選手権大会8回出場と、いかに長く日本のトップ選手として活躍したかが伺える。世界との差が大きいと言われていた女子クロスカントリーのディスタンス種目だが、2003年、キルナ(SWE)で行われた5kmフリーで10位に入賞、世界のトップシーンが見える位置にまで躍進した。
後輩の夏見、福田選手らに託してチームを去った横山さん。今後は、国内のレースを楽しみながら第2の人生をエンジョイするという。ご苦労様、そして感動をありがとう。