昨シーズンまでノルディックコンバインドのヘッドコーチを努めた成田収平さん。現在、チームは河野孝典さんに任せて、成田さんはオーストリアへコーチの武者修行に出かけている。そんな成田さんが21日、ひょっこり一時帰国して事務局に顔を出してくれた。開口一番、コーチ修行の話よりも「東京も暑いけどオーストリアもすっご～く暑いよ」だった。

成田さんは、荻原健司選手が登場するまでの日本を代表するトップ選手で、1985年、ゼーフェルド（オーストアリア）で行われた世界選手権大会に出場、1991年の全日本スキー選手権大会では優勝を飾っている選手だった。

ヘッドコーチとしては高橋大斗選手（土屋ホームスキー部）をトップ選手に育てたことで知られるが、コーチ修行でさらにその手腕を磨き、近い将来、「コンバインド日本」再建へ強力なスタッフになることは間違いない。オーストリアの暑さにめげず、がんばれシューヘー！