競技
2025/08/06【Report 2024/2025シーズン第3回スキーハーフパイプ選手発掘プログラム】
2024/2025シーズン 第3回スキーハーフパイプ選手発掘プログラムの概要はこちら
2025年7月19日~20日に山梨県にてスキーハーフパイプ選手発掘プログラムを実施しました。
本事業は、すでにスキーハーフパイプに選手として取り組んでいる、または今後選手を目指す小学校1年生~高校3年生のジュニアスキーヤーを対象に、技術指導および各種講習を行い、将来的に選手として活動する上で必要な技術、知識を伝達しることを目的に実施しています。
本事業は全3回の継続型のプログラムとなっており、今回は最終回となる第3回目でした。1日目の午前中はカムイみさか室内ゲレンデのハーフパイプにて第1回から継続して意識してきた滑走中のポジションや動作のタイミングを確認しつつ、参加選手それぞれが取り組んでいる動作やトリックを練習しました。
雪上技術指導をする寺澤選手
午後は体育館に移動し、体力測定を行いました。それぞれの測定項目を実施する前に第1回事業時の測定値を確認し、その値からどれほどの変化があったか見つつ実施しました。
体力測定を行う参加選手
測定後のクールダウンの様子
2日目はカムイみさか室内ゲレンデにて模擬大会を行いました。これまでの事業の中で学んだジャッジの評価項目を元に、いま自分ができるトリックや動作からそれぞれの選手がコーチと相談し、自分のランを組み立て、実施しました。
模擬大会前のジャッジからのルール説明
模擬大会中の参加者の様子
午後は研修室に移動し、模擬大会の結果が発表されました。ジャッジからのフィードバックも行い、今後どのような点に取り組む必要があるか、参加選手自身に考えてもらう時間となりました。その後は参加選手および保護者の方からの質問に回答するとともに、各コーチからフィードバックを行い、事業を終了しました。
模擬大会の結果発表
本事業は昨年度よりアップデートし、今年度は継続型のプログラムとして全3回実施しました。これまでの単発での事業と比較してより詳細にそれぞれの参加選手の技術だけでなく、気持ちの部分の成長をコーチ側も感じることができ、大変充実した事業となりました。多くの内容を詰め込んだ全3回の事業でしたが、本事業で得た経験や知識を活用して、今後もそれぞれの練習に取り組んでもらいたいです。参加選手同士の交流が生まれたことも開催側としてはとても嬉しく、今後も選手として競技に取り組む仲間として、切磋琢磨しつつ、フリースキーを楽しんで、それぞれの目標に向かって進んで欲しいと思います。
報告:フリースキーチームコーチ 高尾 千穂
集合写真