競技
2025/09/22【Report フリースキー・デベロップメントプログラム 札幌会場】
フリースキー・デベロップメントプログラム札幌会場の概要はこちら
2025年8月9日-10日に北海道札幌市にてフリースキーデベロップメントプログラムを実施しました。
本事業は、フリースキー(ハーフパイプ、スロープスタイル、ビッグエア種目)競技に既に取り組んでいる、または今後選手を目指すジュニアスキーヤーに向けて、全日本スキー連盟ナショナルチームコーチが安全に競技を続ける為に必要な知識や技術に関する各種講習を行い、競技者を目指すジュニアスキーヤーの発掘と競技能力の向上を目指して実施しています。
事業1日目の午前中は札幌キングスにて、参加選手とナショナルチームで実施しているウォームアップを行うとともに、ジャンプをする際に重要なポジションを平地で確認しました。その後、それぞれが取り組んでいる動作やトリックを、ポジションを意識しつつ練習しました。
ウォームアップとポジションの説明をする津田ヘッドコーチ
技術指導をする有馬コーチ
ポジションについて説明を聞く参加者
午後は、体育館に移動し、体力測定を行いました。それぞれの測定項目を実施する前に標準記録や他事業の参加者の記録を参考にしつつ、参加選手全員、それぞれの現状の体力を確認しました。その後、採点競技で重要となる、ジャッジの観点について学びました。
体力測定を行う参加選手
2日目は札幌キングスにて模擬大会を行いました。昨日学んだジャッジの観点を元に、いま自分ができるトリックや動作の中から選手がコーチと相談し、自分の表現したい事を実施しました。
模擬大会にむけ、寺田コーチとトリックの確認をする参加者
午後は研修室に移動し、模擬大会の結果を発表しました。ジャッジからのフィードバックを行い、今後どのような部分取り組むことで得意な部分を伸ばせるか、また苦手な部分にどのようにより組むか、参加選手自身に考えてもらう時間となりました。その後は選手として今後どのように活動していくか、選手のパスウェイについて講習を行いました。
最後は、参加選手および保護者の方からの質問に回答するとともに、各コーチからフィードバックを行い、事業を終了しました。
模擬大会の結果発表
パスウェイ講習中の様子
北海道で事業を行うのは2年ぶりでしたが、以前の事業に参加してくれた選手が心身ともに大きく成長していることを感じた事業となりました。本事業で得た経験や知識を活用して、今後もそれぞれの練習に取り組んでもらいたいです。今後も同じ地域の仲間とともに切磋琢磨しつつ、フリースキーを楽しんで、それぞれの目標に向かって進んで欲しいと思います。
報告: フリースキーチーム コーチ 高尾 千穂
集合写真


































