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2025/10/09

【Report 令和7年度JSPO公認スキー・スノーボードコーチ2養成講習会 カテゴリー4(スノーボード)専門科目集合講習】

令和7年度(SAJ令和8年度)スキー・スノーボードコーチ2 カテゴリー4(スノーボード)専用講習会の概要はこちら

2025年9月26日(金)、スキー・スノーボードコーチ2養成カリキュラムの一環として、カテゴリー4(スノーボード)専門科目の集合講習会が、横浜市立スポーツ医科学センターおよびスノーヴァ新横浜にて開催されました。
 本講習には全国から5名の受講者が参加し、理論・実践の両面からスノーボード種目のコーチとして必要な専門知識と指導技術の深化を図りました。
 午前中はスノーヴァ新横浜にて、「滑走理論の正しい理解と技術指導」「コーチング実践」の講義が行われました。講師は白川尊則氏。理論的な滑走構造の理解から始まり、身体の使い方・重心移動・エッジ操作などを実際の滑走動作と結びつけながら学習しました。

「コーチング論」(講師:今井勇人氏)講義の様子

午後は横浜市スポーツ医科学センターに移動し、「コーチング論」(講師:今井勇人氏)「用具の理解、適切な選択と整備」(講師:黒木康秀氏)を行いました。
 今井氏による「コーチング論」では、コーチとして重要な視点や、指導者としてのリーダーシップなど、人を育てるコーチングの本質に焦点を当てました。受講者同士で意見を交わしながら、より良い指導アプローチについて議論を深めました。
 続く黒木氏の講義では、スノーボード用具の構造や特性、ワクシング道具の選定基準、選手との関わり方などについて具体的な事例を交えながら解説が行われました。特に、選手とのコミュニケーションと信頼関係に根ざした用具選択の重要性が強調され、現場で即活用できる知識として受講者の関心を集めました。

 

今回の講習では、理論と実践の両側面から体型的に学ぶカリキュラムにより、受講者一人ひとりが自分の指導方法を見つめ直す貴重な機会となりました。活発な意見交換を通じて、受講者同士のつながりも深まり、学びと交流の両面で充実した講習会となりました。
 今後のコーチ活動の中で、それぞれが今回の学びを活かし、より良い指導環境づくりに貢献していくことが期待されます。

報告: スキー・スノーボードコーチ制度 担当

資格の概要はこちらよりご確認ください。

JSPOホームページリンク
日本スポーツ協会公認スポーツ指導者概要
https://www.japan-sports.or.jp/coach/tabid58.html#license
SAJホームページリンク
JSPO公認 スポーツ指導者制度 スキー・スノーボードコーチ
https://www.ski-japan.or.jp/saj-coach/