競技

2025/11/12

【Report 令和7年度JSPO公認スキー・スノーボードコーチ2養成講習会カテゴリー1(JP)専用科目集合講習】

令和7年度(SAJ令和8年度)スキー・スノーボードコーチ2養成講習会の概要はこちら

2025年10月30日(日)および11月6日(木)、大倉山ジャンプ競技場にて、令和7年度日本スポーツ協会公認スキー・スノーボードコーチ2養成講習会カテゴリー1(JP)専用科目集合講習を開催しました。
 本講習は、日本スポーツ協会(JSPO)および全日本スキー連盟(SAJ)の共同主催にて地域、都道府県レベルで、ジュニア選手の発掘・育成とその競技力向上に貢献するコーチの養成を目的として実施しています。

10月30日は受講生が実際に手を動かす実技科目を含めた、3科目を実施しました。

科目:滑走理論の正しい理解と技術指導(講師:山本敬三氏)

科目:用具の理解、適切な選択と整備(講師:尾形優也氏)

科目:コーチング論の様子(講師:ヤンネ・バータイネン氏)

10月31日に降雪のため実施できなかった科目、「コーチング実践」を11月6日に宮の森ジャンプ競技場にて実施しました。
 約70名の選手が競技会のために練習する中、受講生はヤンネコーチによる指導を見て、実際に選手に指導を行うことで意見交換を行いました。普段、深く交流する機会が限られていたヤンネコーチの講習は、受講者にとって大変貴重なものとなったようです。

コーチング実践の講義について「先日の講義において、インランにおける最も重要な要素について学び、実際にコーチングボックスにて選手に対して指導を実施しました。選手に対して指導を行う際には、わかりやすく意図が伝わるよう配慮した言葉選びを心がけました。ヤンネコーチに優れたアイディアであり、言葉選びも適切であるとの評価をいただきました。今後は、ジュニア指導の場に講義で得た知識と実習での経験を活かし、次世代育成に貢献してまいります。」との感想を受講生からいただきました。

科目:コーチング実践の様子(講師:ヤンネ・バータイネン氏)

講習会に参加した受講生はすでにコーチとして活動しており、日ごろコーチング現場で感じている課題や疑問について、積極的に質問することで、講師と活発なディスカッションを行っていました。少人数での開催でしたが、その分非常にインタラクティブなものとなりました。今後の受講生のコーチとしてのさらなる活躍を期待します。

報告: スキー・スノーボードコーチ制度 担当
全日本スキー連盟 ジャンプチームセクレタリー 森敏

資格の概要はこちらよりご確認ください。

JSPOホームページリンク
日本スポーツ協会公認スポーツ指導者概要
https://www.japan-sports.or.jp/coach/tabid58.html#license
SAJホームページリンク
JSPO公認 スポーツ指導者制度 スキー・スノーボードコーチ
https://www.ski-japan.or.jp/saj-coach/