競技
2025/11/06【Report 第1次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】― オリンピックシーズンに向けた雪上トレーニングを開始 ―
2025/2026シーズンの第1次海外遠征(巡回指導)として、スノーボード・ハーフパイプトップチームはスイス・サースフェーにてトレーニングを実施しました。
今季はオリンピックシーズンということもあり、各国のトップアスリートが集結し、非常に高いレベルの環境の中で充実した練習を行うことができました。また、今季もハーフパイプ脇にロープトウが設置され、より効率的な練習環境が整備されていました。
本合宿の成果として、男女ともに各トリックや滑走技術における細部の修正・確認を行うことができました。特に男子選手は、遠征中盤から後半にかけてフロントサイドトリプルコーク1440、CABトリプルコーク1440の連続繋ぎ、FW1620など高難度トリックの完成度が大きく向上し、他国選手と比較しても日本チームの技術レベルの高さが際立ち、調整、仕上がりの順調さを確認することができました。
戸塚優斗選手ラインディング
平野流佳選手ラインディング
女子選手においても、バックサイド900、F1080、CAB1080などの高難度トリックの精度向上および新技習得に向けたトレーニングを重ねました。エアマットを活用した新トリックの練習も行い、男女ともにオリンピックへ向けた確かな手応えを得ることができました。
小野光希選手ラインディング
冨田せな選手ラインディング
また、練習後は森田トレーナー、山登トレーナー、田岡トレーナーによる献身的なコンディショニングケアにより、選手たちは毎日効率的にトレーニングを行うことができました。加えて、石崎コーチによる技術指導、白川氏による動作解析指導が、選手の技術向上に大きく寄与しました。
山登トレーナー、森田トレーナーによるコンディニングケア
田岡トレーナーによるコンディショニングケアサポート
石崎コーチによる技術指導
白川氏による動作解析指導
木下カメラマンによる映像撮影
今季も引き続き、HPチームのオフィシャルサポーターである「コア・テクノロジー株式会社」様より、サポーター機能付きインナーウエア「コアエナジーX」のご支給を受け、選手のパフォーマンスをサポートしていただきました。
また、「ドクターエア」様からも引き続きサポートをいただき、製品を活用したケア・リカバリーにより、選手のコンディション維持に大きく貢献していただきました。
12月初旬から始まるコンテストシーズンに向けて、選手たちが集中して練習に取り組める期間も残りわずかとなりました。次回の11月オーストリア遠征が今季最後の重要な練習機会となりますが、チーム一丸となって実りある遠征とすべく最善を尽くしてまいります。日頃よりスノーボード・ハーフパイプチームに温かいご支援・ご声援をいただいている皆様、ならびにご関係の皆様に心より感謝申し上げます。
引き続き、スノーボード・ハーフパイプチームへの応援をよろしくお願いします。
報告: スノーボード・ハーフパイプチーム チーフコーチ トップチーム担当 村上 大輔
スノーボード・ハーフパイプチームの情報はこちらのインスタグラムでもご覧いただけます。
(
@japansnowboardhpteam) 📸Instagram写真と動画


































