競技
2025/12/22【Report 第4次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】オリンピックへ向けての争いも佳境に〜今季の開幕2連戦〜
2025年度の第4次遠征として、今回は中国・アメリカでそれぞれ行われたワールドカップに参戦してきました。中国・アメリカ、どちらの大会も各国選手のオリンピックイヤーにふさわしいパフォーマンスを数多く見ることができた2戦となりました。
W杯1戦目 中国シークレットガーデンでのチーム写真
今季初戦となるシークレットガーデン(中国)は、素晴らしいコースコンディションの中で激しい戦いになりました。
男子は出場した7人全員が決勝進出。表彰台の頂点に立ったのは平野歩夢選手。SWBから入る新しいルーティンで高評価を獲得、見事優勝を果たしました。2位には戸塚優斗選手が、3位には平野流佳選手がそれぞれランクイン、日本勢での表彰台独占という結果になりました。5位には山田琉聖選手が、7位には村上広乃輔選手がそれぞれ入賞しました。
W杯1戦目、男子は表彰台独占した
W杯1戦目、村上チーフコーチの指導風景
女子では、工藤璃星選手、小野光希選手、大橋空奈選手の3人が決勝に進出。工藤璃星選手がFS1080を取り入れた完成度の高い滑りを披露し、2位にランクイン、自身初のワールドカップの表彰台を獲得しました。大橋選手は自身初のワールドカップで8位、小野選手は9位という結果でした。
W杯1戦目、工藤璃星選手の自身初となる表彰台2位獲得
カッパーマウンテン(アメリカ)での今季2戦目、小雪でコースコンディションの確保が大変な状況の中での開催となりました。
男子では山田琉聖選手が独創性と難度の高いルーティンを高い完成度で決めきり、自身初となるワールドカップの優勝を勝ち取りました。2位に入ったのは戸塚優斗選手、高さと完成度を兼ね備えたランを見せました。4位には重野秀一郎選手、8位には平野流佳選手がそれぞれ入賞しました。
W杯2戦目、WC初優勝を成し遂げた山田選手と前戦に引き続き連続2位表彰台獲得した戸塚選手
W杯2戦目サポートスタッフ
女子では冨田せな選手がFS1080を含む高さがあるランを見せて2位を獲得しました。工藤璃星選手は8位にランクインしました。
W杯2戦目で2位表彰台を獲得した冨田せな選手
オリンピックの出場権をかけた戦いも佳境に入り、代表争いも熾烈を極めています。選手にとっては心理的な負荷が高い状況が続いていますが、残る2戦、惜しみなく自分自身の滑りを披露できるよう切に願っています。
W杯1戦目、現場でのワックスサポート
W杯2戦目、カッパーマウンテン戦でのマテリアル準備風景 山本氏と丹羽氏
今回の遠征では、中国・アメリカでそれぞれ日本人をはじめとした多くの現地の方に多大なる手助けを頂き、選手スタッフ一同、改めて厚く御礼申し上げます。並びに第4次遠征にあたり、いつもスノーボードハーフパイプチームに応援頂いている皆様、ご関係の皆様に心より感謝いたします。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
W杯1戦目のケアサポート 田岡トレーナー
チームカメラマンの木下氏
ヨネックス中国様のご支援誠にありがとうございました
報告: スノーボード・ハーフパイプチーム テクニカルコーチ 石崎 祐
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@japansnowboardhpteam) 📸Instagram写真と動画


































