今回の遠征は、第7次遠征として、スイス・エンガディン地方にあるコルヴァッチで実施しました。オリンピック本番を見据えた強化と、課題に向き合う時間を確保することを重視した遠征となりました。
　ワールドカップという「結果を求められる場」から一歩離れ、成長にフォーカスしたトレーニングに集中できた点が大きなポイントです。高い強度と負荷のある練習に取り組みながらも、自分のペースで練習を積み重ねることができ、今後につながる手応えを得ることができました。

【コース環境】スタート地点からの様子

【トレーニングの様子】村瀬心椛選手（TOKIOインカラミ スノーボード部）のジャンプ

飛世トレーナーによる施術

　限られた日程の中で、いかに質の高い練習環境と十分な練習時間を確保していくかも、今後の大きなテーマです。大会、移動、トレーニングをどのように組み立てていくかは、オリンピックに向けた強化を進める上で欠かせない要素となります。
　第7次遠征となった今回のコルヴァッチ遠征は、有意義なものになったと感じています。ここで得た経験を次の遠征、そしてオリンピック本番へとつなげていきたいと思います。

報告: スノーボード（スロープスタイル／ビッグエア） チーム コーチ　稲村 樹

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