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2026/03/09

【Report 第10次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】次世代が大活躍!男女4名がジュニア世界選手権で表彰台!

第10次スノーボード(ハーフパイプ)遠征の概要はこちら

2月23日から3月7日までの期間、ジュニア世界選手権に出場するため、カナダ・カルガリーへ「第10次スノーボード(ハーフパイプ)遠征」を行いました。

トレーニング前のウォーミングアップ

大会会場であるカナダ・カルガリーのオリンピックパークでは、スロープスタイル、ビッグエア、レールのジュニア世界選手権も同時に開催されており、各国から多くの選手が集まり、非常に活気のある大会となっていました。

カルガリーオリンピックパークのハーフパイプとスロープスタイルのキッカー

ジュニア世界選手権のスノーボード・ハーフパイプ競技は、約4年ぶりの開催となりました。しかし、エントリー数は以前に比べ減少しており、世界的に見てもハーフパイプを維持できる施設が少なくなってきています。2026年ミラノ・コルティナオリンピックでハーフパイプ競技は大きな盛り上がりを見せましたが、ハーフパイプを造成できる場所の不足や雪不足など、競技環境には深刻な課題も見られています。

滞在先でトレーニング中の選手達と樋口コーチ

今大会では、日本チームのレベルの高さが際立っており、ルーティンを確実に決めることができれば金メダル獲得が期待できる状況でした。男子では日本人同士で1位・2位を争う激しい戦いが繰り広げられ、最終的に村上広乃輔選手が優勝を果たしました。嶋崎珀選手もトリプルコークに挑戦するなど積極的な滑りを見せ、非常に見応えのある戦いとなりました。両選手とも高さに加え、回転方向や滑りのスムーズさを兼ね備えた完成度の高いルーティーンを披露していました。

女子では、大橋空奈選手が決勝1本目から高さのある滑りを見せ、2本目にはさらに高さを出し得点を伸ばし、そのまま1位を守り切りました。岡田亜衣子選手は決勝1本目からF9を組み込んだルーティーンを確実に決め、さらにF10にも挑戦するなど勢いのある滑りを見せました。しかしながら、今大会では高さのある滑りが特に高く評価される傾向があり、女子選手にとっては今後も高さを出すこと、さらに技のバリエーションを増やすことが課題として挙げられます。

男女ともに大健闘し、スノーボードハーフパイプではジュニア選手代表として出場した全日本人選手が表彰台に立つことができました。

男子表彰/1位村上広乃輔選手、2位嶋崎珀選手

女子表彰/1位大橋空奈選手、3位岡田亜衣子選手

実力的には勝てる試合であっても、確実に勝ち切るためにはルーティーン構成や他選手の状況を見ながらの判断が重要になります。その点でも、今大会は選手たちにとってメンタル面でも非常に良い経験となる試合だったと感じています。

決勝ルーティン作戦会議中の女子選手と岡田コーチ

日本ではさっぽろばんけいスキー場でFISワールドカップが開催されており大きな注目と盛り上がりを見せましたが、次世代選手の勢いも非常に素晴らしく、今後の活躍が期待されています。
 今後とも、どうぞ、次世代選手たちの活躍にもご期待下さい。

今遠征参加の選手4名。左から村上選手、嶋崎選手、岡田選手、大橋選手

報告: スノーボード・ハーフパイプチーム 技術コーチ 岡田 良菜

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