3月4日、シーズン終了とトップゲームからの引退を告げに来局したのは、エアリアルで3大会連続オリンピック出場を果たした女子の第一人者、逸見佳代選手（スキーチームゼロ）。世界との厚い壁の中で、今シーズンはカナダ･モンガブリアルのワールドカップで自身最高の8位に入賞するなど、もう一歩で上位入賞するまで迫っていた。

人柄のいい逸見選手だけに、同じフロアにある東京運動記者クラブから「ぜひ話をきかせてください」とオファーが入り、急遽囲み取材とあいなった。翌日、紙面にその模様が報道されたが、これからは国内大会に出場して「エアリアル」の普及に尽力したいと語ってくれた。普及のためならどこへでも行きたいと佳代スマイルで第二の人生へ飛び出していった。

来シーズン、スキー場で会ったら気軽に声をかけてやってください。