競技

2016/03/09

【REPORT 第6次スノーボード競技(SBX)タレント発掘育成事業】
韓国W杯前走・FIS参戦『日々をやりきる』

 2月22日~3月7日、韓国フェニックスパークにて韓国ワールドカップ前走とワールドカップコースをリメイクしたFISレースに参戦してきた。ワールドカップ前走には萩原悠太選手が参加し、初めてのワールドカップコースに苦戦するも、公開練習を積み重ねるごとにコースを攻略し経験を積むことができた。

 

集合写真

 

 遠征後半、ワールドカップコースをリメイクし300メートルほど短くなり、50秒程度のコースでのFISレースとなった。3月4日・5日公開練習の予定だったが、5日が大雨のため公開練習は中止になった。今回の遠征テーマは『日々をやりきる』。そのため、公開練習中止となった5日は雨が止んだ1時間で雪上トレーニング、午後はしっかりと陸上トレーニングを行った。

 

公開練習中

 

インスペクションの様子

 

 6日レース当日は晴れ、コース状況は前々日の公開練習よりもスピードがかなり速くコースクリアに少し苦戦したが、コース中盤のビックジャンプを要求されるセクションも全員が攻略できワールドカップレベルのジャンプを体感できた。結果は高原選手1位・手計選手4位・萩原選手5位・小澤選手6位であった。

 

表彰式

 

トレーニングの様子2

 

トレーニング理論講習

 

 まだまだベースアップ段階の全選手だが確実に歩みを進めている、1日24時間、1年365日をどのように過ごすかを感じ進み続けてほしい。

 

報告/スノーボードクロスコーチ 長嶋 勇也