競技
2016/03/22【REPORT スキージャンプ】記念すべきビブは「Rino」仕様
葛西選手、前人未到の500試合出場
記念すべき500試合出場を達成した葛西紀明選手(土屋ホームスキー部)が22日、帰国した。500試合目となる大会は17日、スロベニアのプラニッツァで行われ、会場中が「カサイ」コールの大合唱する中で、特別仕様の「500試合」ビブを身に着けた葛西選手が登場すると一段とトーンアップ、まさに葛西選手一色となった。そのビブには、「Rino KASAI」と1月30日に誕生した愛娘、璃乃ちゃんの名前がしっかり入っており、葛西選手の強い愛情が感じられる。
璃乃ちゃん誕生直後にヨーロッパ遠征に出発しており「誕生して3日間しか顔をみていないので早く会いたい。これからシーズンオフになるので奥さんと娘と一緒の時間をできるだけもちたい」と成田空港で語る葛西選手。心ここにあらずといったこところだろう。今季のワールドカップに関しては、「トップ10に入れるとも思わなかった。満足できる成績」と振り返り、来るシーズンに向けては「ワールドカップで優勝、そして世界選手権では金メダルを狙う」と意欲満々。2017年もレジェンドは再パワーアップしてジャンプ台に立つ。