競技

2016/10/18

第1回スノーボードAL合宿報告
世界基準を目指したフィジカルアップの達成チェック

9月22~26日、国立スポーツ科学センターにて秋の体力測定合宿を行いました。この合宿は、2年計画で春から取り組んでいる世界基準を目指したフィジカル強化がどの程度達成できているかを量る機会となりました。

 

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フィールドテストは、目指すべき世界基準という観点では50点程度の評価と考えています。第一段階として、春からローパワーのベースアップ。体幹の強化と体を正確に動かせるトレーニングに主眼を置いて取り組んできました。選手たちは6月イタリア、8月ニュージーランドでの雪上トレーニングでフィジカル強化の効果を実感しており、実感することでフィジカル強化の必要性について、さらに理解が高まっています。

 

但し、第一段階では目標とする数値設定は漠然としたもので、求められている内容についての理解度も未だ低いものでした。実感を伴わない中での理解度はこの程度であることは致し方ないと考えておりますので、その点を選手に求めるのはこれから始まる第二段階になります。本合宿を節目として第二段階に入るにあたり、現状を量る上でフィールドテストだけでなく、フィットネスチェックを実施させていただけたことは、各選手のフィジカルレベルを数値化する上で非常に有効であったと考えております。春から取り組んできたフィジカルトレーニングをフィールドテストとフィットネスチェックで多角的に数値化することで、選手たちは客観的に現状分析を行うことができました。

 

夜にはミーティングを行ない、数値化して現状分析を行うことで課題がより明確になり、必要な計画が何であるかということも定量化することができるということを選手たちと共有しました。選手たちのフィジカルに対する理解度が高まってきたことで、選手たち自身がどうなりたいのか、何が必要なのかを自発的に考えるようになってきています。このように見えてきた各自の課題を、いつまでに、どのように誰の力をお借りして、達成するのかという具体的な計画を行ない、実行していくことが第二段階となります。

 

本合宿を踏まえて今月実施するイタリア遠征までにどのような準備を行うのか、イタリア遠征での目標設定とその達成のために必要な実行プランが何であるのかを、本合宿中に行ったミーティングを通じて選手たちは計画済みです。計画の内容や精度についてはまだ満足できるレベルではありませんが、その点についても時間が必要な面があります。選手たちに実感を伴わせながら着実に進めていくことが大切であると考えています。

 

今月より実戦を交えた本格的な雪上遠征に入りますが、フィジカル面についてはこれまでと変わらないペースで行い、雪上とフィジカルの両輪を回し続けていく所存です。

 

 

報告:SBALコーチ 森 治人