競技

2016/12/19

【REPORT 第1次フリースタイル・スキークロス遠征】
シーズン初戦のレースに挑む

 12月8日から10日まで、ヴァル・トーレン(フランス)にてFISスキークロス・ワールドカップ アルプスツアーの第1戦、及び第2戦が開催された。日本からは梅原玲奈(クラブワン所属)が参戦した。ヴァル・トーレンンはワールドカップが開催されるコースの中でもコース上のアイテムが大きく、スピード系のコースである。梅原選手は、公式トレーニングで徐々にコースの流れを掴み、区間タイムでは12位と調子を上げていった。しかし予選のコース終盤で転倒し、惜しくもDNFという結果であった。

 

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 今期よりFISルールが新たに改正され、ワールドカップは同会場で連続して大会が行われる場合、1回の予選で2戦分の予選とすることになった。そのため第1戦、第2戦の決勝に進出できなかった。

 梅原選手は、今回珍しく転倒によりコースアウトしてしまったが、それはそれだけワールドカップで限界に挑戦し、奮闘していることの表れであると強く感じられた。次戦は練習で習得したダイナミックな動きを大会で最大限に発揮すれば、予選を突破できると考えている。

 

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 次戦はアローザ(スイス)で12月12日から13日に開催されるワールドカップ・アルプスツアー第3戦に参戦予定である。今季からナイトレースになったこの大会で、梅原選手の予選突破が望まれる。

 

女子予選結果: Val Thorens

女子大会結果(第1戦):Val Thorens

女子大会結果(第2戦):Val Thorens

 

 

報告/スキークロスコーチ 中村 克