競技

2016/12/19

第2次フリースタイル競技MOタレント発掘育成事業遠征報告
〜これまでのトレーニングの総仕上げ。雪上の実践トレーニングに臨む〜

2016年11月25日から2016年12月12日まで、第2次フリースタイル競技MOタレント発掘育成事業遠征を、フィンランド・ルカで実施し、7名の選手が参加した。本遠征はオフシーズンにトレーニングしてきたことの実践練習と、ワールドカップ出場を目標とした。そしてチーム内で、ワールドカップに出場する選手を決める選考会も実施した。

toto集合写真

 

ルカ到着後、最初の3日間は10月のスイス合宿で行った基本練習を中心に行った。その後、ワールドカップ出場選手を決める選考会に向け、選手個々で練習内容を計画し練習した。育成チームは若い選手が中心で、選手としての経験値が少ない。そこで今後ワールドカップを始めとする国際大会に出場する上で、大会当日までに行う練習計画を自分で作る経験が必要になると考え、このような手法をとった。今までの合宿同様、雪上の技術トレーニングと並行してコンディショニングを含めたフィジカルトレーニングも、伊藤、君島、両トレーナーの指導のもと行った。

 

コースインスペクション

■コースインスペクションの様子

ストレッチする選手達

■ストレッチする選手たち

 

 

ワールドカップ第1戦出場選手を決める選考会を、12月4日に実施した。選考会では、選手全員が今オフシーズンに練習してきたことを発揮した滑りができた。そしてワールドカップ第1戦の出場選手が決定し、2日間の公式練習を行い12月10日に大会当日を迎えた。

 

ルカのモーグルコース

■ルカ(フィンランド)モーグルコース

 

ワールドカップでは、世界のトップ選手と競い合う。大会で必要なことは自分の持っている技術を発揮することであり、コーチもそのように指導した。しかし先にも述べたが育成チームはワールドカップに初めて参加する選手を含め、経験が少ない選手達である。そのため自分の実力以上の順位や得点を目指すことに意識が集中してしまっていた。事前のチーム内での選考会では技術を発揮することを意識出来ていたことから、大舞台の雰囲気に呑まれていたと考えられる。

 

梶原選手の滑り

■梶原 千裕 選手

住吉選手のバックフリップ

■住吉 輝紗良 選手のバックフリップ

杉本選手の滑り

■杉本 幸祐 選手

白鳥選手のフルツイスト

■白鳥 功貴 選手のフルツイスト

 

 

今後、選手育成を継続していく上で、選手には技術的な指導と、色々な経験を積ませるという2つの要素が必要である。また今回ワールドカップに出場できた選手、出来なかった選手の両方が後に今回の経験を良い経験にするために、選手達が個々に必要な練習について、自分で考え、実行する必要がある。タレント発掘育成事業としては本遠征で終了するが、今後、選手達が本事業で得た技術と経験を基に、大きく飛躍することを期待する。

 

 

報告者:附田雄剛