競技

2018/04/06

【シーズン報告/クロスカントリー】
苦しい戦い続くもシーズン終盤で石田正子が5位入賞

 2017/2018シーズンのFISワールドカップのサーキットもすべて終了。今シーズンのSNOW JAPANの活躍を振り返ります。

 

Cross-Country Skiing - Pyeongchang 2018 Winter Olympics - Women's 10km Free - Alpensia Cross-Country Skiing Centre - Pyeongchang, South Korea - February 15, 2018 -  Masako Ishida of Japan competes. REUTERS/Carlos Barria

石田正子選手(ロイター/アフロ)

 

 

 クロスカントリーチームは世界の厚く高い壁を前に苦しい戦いが続いていますが、そのなかでも日本チーム男女のエースの奮闘が光ります。とくの女子の石田正子選手(JR北海道スキー部)はシーズン最終盤のFISワールドカップで5位入賞を記録するなど、随所で健闘を見せました。石田選手は2月の第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)でも女子30km・クラシカル種目で10位入賞を記録し、世界のトップランナーの一員であることを証明して見せました。

 

 

●FISクロスカントリー・ワールドカップ女子総合順位

順位 氏名 国名・所属

 ディスタンス(種目別順位)

ポイント
1 Heidi WENG NOR 818(1) 1476
2 Jessica DIGGINS USA 723(3) 1436
3 Ingvild Flugstad OESTBERG NOR 755(2) 1414
42 石田 正子 JR北海道スキー部 106(26) 152

 

 

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 一方、男子では吉田圭伸選手(自衛隊体育学校)がチームを必死で牽引。ワールドカップや平昌オリンピックでもコンスタントに10位台の順位を記録しディスタンス種目では種目別29位にランクインしていますが、さらに上の順位を獲得するには至りませんでした。来シーズンは男女ともエースのさらなる進化、そしてチーム全体の底上げをめざすことになります。

 

●FISクロスカントリー・ワールドカップ男子総合順位

順位 氏名 国名・所属

 ディスタンス

(種目別順位)

 スプリント

(種目別順位)

ポイント
1 Johannes Hoesflot KLAEBO NOR 457(7)   1409
2 Dario COLOGNA SUI 698(1)   1290
3 Martin Johnsrud SUNDBY NOR 657(2)   1261
39 吉田 圭伸 自衛隊体育学校 125(29)   157
100 宮沢 大志

ジェイアール東日本スポーツスキー部

  26(49) 26