競技
2018/10/22【REPORT 第1回スノーボード(アルペン)合宿】
フィジカルチェックで体の状況を確認し、
ベストコンディションでアメリカ遠征へ
10月10日(水)〜10月12日(金)までの3日間、ナショナルトレーニングセンターにおいて、第1回スノーボード(アルペン)合宿を行いました。
今回の合宿では、オフ期のフィジカルトレーニングの成果を確認し、いよいよ始まるシーズンに向けてのコンディションチェックを行いました。

フィジカルチェックを受ける神野槇之助選手(トヨタ自動車スキー部)
フィジカルチェックはスノーボードクロスチームと合同で行い、年齢層の近い選手同士、刺激を与え合いながら行うことができました。測定後のフィードバッグ時には、スノーボーダーの怪我としても多い、膝前十字靭帯断裂のリスクについても学び、とても興味深い内容で選手たちも熱心に学んでいました。

フィジカルチェックを受ける佐藤江峰選手(パーキングポイント)
また、測定以外にもJOCキャリアアカデミーより講師をお招きし、引退後のキャリアデザインについてお話を伺った他、オリンピック強化指定選手向け講話を受講するなど、トレーニング以外にアスリートに必要な人間力についても学ぶ貴重な機会にも恵まれた3日間となりました。

JOCキャリア講習でのディスカッション。中堅世代の選手たちにとってこれからも選手生活に集中するために、現役中から社会性を身につけることの大切さや引退後のキャリアデザインについて他種目の元アスリートから話を伺う貴重な機会となった
合宿終了後は早速アメリカのコロラド州カッパーマウンテンにて海外遠征がスタートします。富士山を超える高地環境においてのタフなトレーニングとなり、今回の測定値をもとに個々の体の強みとカバーが必要な部分をしっかりと理解し、最高のコンディションでシーズンをスタートできるようにトレーニングを行なって参ります。

フィジカルチェックを受ける斯波正樹選手(RIZAP)
まもなくスタートする北京五輪に向けての最初のシーズン。引き続き選手たちへの応援どうぞよろしくお願いいたします。
報告/スノーボード・アルペン アシスタントコーチ 戸崎 啓貴