8月18日～9月9日の日程でイタリアおいて、第1次スノーボード競技（アルペン）タレント発掘育成事業遠征が開催されました。今遠征は基本習得を目的として、篠原琉佑選手（茅野市スキー協会）、兼松直生選手（キャラファクトリー）、金澤野愛選手（飯田SC）の3選手が参加しました。

標高3000m以上でも練習ができる身体の強さも求められる

腰に手を当てポジションを確認しながらフリー滑走

　今シーズンから強化指定となった選手にとっては全てが初めての経験でしたが、多種多様なスノーコンディションの中、基本動作を徹底し、エクササイズを通して理想のポジションを繰り返し練習しました。また、トレーナーにも帯同いただき、遠征時に必要な健康管理やコンディショニングを徹底して行いました。

ポールを使ったエクササイズ

ラバーバンドをブーツにかけ上体を規制したフリー滑走

A指定選手と合同練習を行いチーム全体で技術習得を図る

　トップ選手との合同練習、海外で競技をする上で必要な飛行機での移動、標高への対応、体調の変化や練習時に気をつけること、練習一本のためにどのような準備ができるのかなどの経験は、今回の大きな成果であり、今後の競技生活における課題ともなりました。

雪上前のウオームアップ

雪上オフ日のリカバリー

練習後のコンディショニング

　次回の雪上に向け、フィジカルトレーニングを継続し、より強い身体、より良いチームを追求し、選手とスタッフが一丸となり、良い準備をしてまいります。

報告／スノーボード・アルペン ヘッドコーチ　鶴岡 剣太郎