競技

2019/10/21

【REPORT 第2次スノーボード(SSBA)遠征&
第1次スノーボード(SSBA)タレント発掘育成事業遠征】
エアマットでの新技を早期に雪上へ移行するための自分越え

10月3日~18日、スイスのサースフェーにてシーズン前の雪上合宿を行いました。参加メンバーは第2次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征から、飛田流輝、國武大晃、鬼塚雅、岩渕麗楽、第1次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)タレント発掘育成事業遠征から、濵田海人、鈴木淳宏、木俣椋真、川上蒼斗、渡部陸斗、浅沼妃莉、奥山華波の計11名で、2事業併催の形でストンピンググラウンドのプロキャンプに参加しました。

山頂にて

國武大晃選手#stompinggrounds

今回は春から取り組んできた栄養管理の実践ということで、JSCからスポーツ管理栄養士の村上さんにも帯同していただきました。そこで各グループに分かれて献立をつくり筋力アップや体力回復などの目的をテーマとした夕食作りを行いました。

毎日当番制で栄養面を考えた自炊

雪上練習時の水分補給、補食の摂取も心掛けました

更にこれも春から必要性を高くしたフィジカル面では雪上遠征中の筋力低下を防ぐためのトレーニングも継続して行いました。

雪上期の筋力維持トレーニング

雪上トレーニングでは、ワールドカップを想定した公式練習が2時間しかない状況で技のピークを早い時間帯で持っていけるように心がけ、各選手がエアマットで練習してきた新技をどれくらいのメイク率でできるか?その練習のための練習を早い段階でクリアできるようにトレーニングできるかどうかを評価しました。

ウォーミングアップ

木俣椋真選手#stompinggrounds

鬼塚雅選手@ジブ

できた選手、目標設定した練習に入るスタートが遅い選手、残念ながら怪我した選手などいましたが、今後の課題も含めて外部コーチの稲村コーチとともに各選手のエアマット練習とは違う弱点を分析していきたい思います。また、各選手のレベルに合わせたうまくなるための練習もジュニア期には必要ですが、ワールドカップ以上の大会がターゲットになる選手にはそこで勝つためのトレーニングプランを作っていき、今シーズンは圧倒的な強さで、チームのテーマである自分越えをしていきたいと思います。

今シーズンの開幕戦が楽しみです。ご声援をお願いいたします。

飛田流輝選手と追い撮りの稲村外部コーチ#stompinggrounds

川上蒼斗選手(撮影:Lee Ponzio)

スタートエリアで待機中#stompinggrounds

報告:スノーボードSSBAテクニカルコーチ 西田 崇

スノーボードSSBAジュニアコーチ 今井 勇人