競技

2020/01/14

【REPORT 第2回スノーボード競技(AL)タレント発掘育成事業合宿】
同世代選手同士での競い合い、競技力向上のための学習

まずはご報告に先立って、近年稀にみる暖冬、小雪の中で練習環境を与えて下さいましたスキー場ならびに関係者の方々に感謝を申し上げます。ご協力誠にありがとうございました。

1月6日~9日に菅平高原パインピークスキー場(長野県)にて本合宿は開催されました。戸田大也選手(中京大学)、兼松直樹選手(キャラファクトリー)、金沢野愛選手(飯田SC)のUチーム3選手に加えて、今季より設けられた国内強化指定選手との合同合宿となりました。

TOTOバナーとUチーム

この合宿では、雪上トレーニングのみならず、競技ルールやフィジカルトレーニング、コンディショニングトレーニングに加え、動画や映像の分析など、雪上以外での学習にも着目。選手たちにはこの合宿の終了後も、各自の地元や遠征先でも実践可能な内容を学習してもらうことを目的として行われました。

雪上トレーニング後の学習風景

雪上では、先に申し上げた皆様のご協力により、PGS(パラレル大回転)での練習を実施させていただきました。まさに最高の練習をさせて頂いたと思っております。今回招集された選手は皆同世代のいわばライバルであり、否が応でもゲート内で競い合う気持ちがぶつかり合い、失敗を恐れず積極的な取り組みができたと感じています。

競い合う兼松選手(手前)と戸田選手(奥)

真剣にターンを刻む兼松選手

また、初の試みとして雪上で国立スポーツ科学センター(JISS)にもご協力頂き、様々な角度からの動画をスタートとゴールでチェックし、ただ滑るのではなく考えながら1本をより有効に大切に滑ることで、滑走技術の学習をさせて頂くことができました。

本合宿で得た知識や情報、そして自分たちが活動するために尽力して頂いた方々への感謝を胸に、Uチームはヨーロッパでの挑戦へと出発いたします。良い報告ができるようコーチスタッフ、選手一丸となり、進んで参ります。

報告:スノーボードアルペンコーチ 千葉 淳