9月12日～15日、NTC競技別強化拠点の東北クエスト（宮城県村田市）において、第1回スノーボード（スロープスタイル／ビッグエア）合宿を開催しました。参加選手は木俣椋真選手（ヤマゼンロックザキッズ）、川上蒼斗選手（オールアルビレックス）で、JISSとの連携による足圧テストをメインに行ないました。

JISS（国立スポーツ科学センター）スタッフのサポートによりテストを行なう木俣椋真選手

　足圧テストでは、更なる技術力向上のためにチームでもっとも検証したかった右足と左足それぞれでの体重移動や、つま先とかかとの使い方など、いろいろな角度から分析でき有用性を確認できました。今後、さらにデータ取りを行なって様々な事例をストックしていきたいと考えています。

スタッフに見守られながらアプローチをスタートする

　その他、フィジカルルームで姿勢チェックとフィジカルテストを行ない、コロナの影響で昨年から遅れ気味になっているフィジカルの状態を把握することができました。姿勢チェックでも足圧テストを行ない、今後は各自の細かな動作の課題改善に反映していきたいと考えています。また栄養講習も行い、昨年度に学んだ食知識のチェックと日頃の食生活の確認を行ないました。

スタート台の川上蒼斗選手

　新たな試みで更に強くなっていきたいと思います。これからもスノーボード・ビッグエア＆スロープチームをよろしくお願いします。

報告／スノーボードSSBAテクニカルコーチ　西田崇

写真／Lee Ponzio