競技
2021/11/12【REPORT 第2回クロスカントリー合宿】“Rising tides raise all ships”
日程:2021年9月29日(水)~10月7日(木)
場所:木島平クロスカントリースキー場及び野沢温泉スキー場周辺(長野県)
中津川運動公園(新潟県津南町)
目的:ローラースキートレーニング及び陸上トレーニング
主な内容:ローラースキー(ローラーコース/ ヒルクライム/ ダブルポール / スピード,
スプリント を含む / トレイルランニング/ ストレングス /
スポーツ インテグリティ勉強会
クロスカントリー強化指定選手 A, U, U26, U24, U23, U22, U21にとってオフシーズン最後となる本合宿は、国内強化A指定選手も含めた賑やかで和やかな顔ぶれとなりました。
強度の高いトレーニングを競い合いながら、スピードやスプリントなど実戦形式に近い形で行う事が出来た点は大きな収穫でした。普段は個人でのトレーニングが多い選手達なので、他者と競う事で各選手のストロングポイント、ウィークポイントの確認やオフシーズンの取り組みの進捗状況の確認をすることが出来た点は良かったと感じています。(小境 啓之コーチ)
Roller ski ヒルクライム
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Roller ski スピードトレーニング
https://www.instagram.com/p/CUeowl2pOsb/?utm_source=ig_web_copy_link
3000m走
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【スポーツ インテグリティを話し合う】
”Sport Integrity”とは、「八百長、不正・違法賭博、ガバナンス欠如、暴力、ハラスメント、ドーピング等の脅威からスポーツにおける誠実性・健全性・高潔性を守ること」と一般的に説明されます。
今回のミーティングでは、参加者全員がインテグリティにおける関心事を事前にピックアップし(JOCスポーツアプリやweb記事から抜粋)、小グループでディスカッションする試みです。トップチームにとって存在意義である 「アスリートとして、関係者として、スポーツのため、社会の為、未来のために何が出来ますか? 」という大きなテーマからドーピングの時事問題までを各自の視点を話しました。お互いに学び合える良い機会となったと多くのフィードバックも得ることができましたのでディスカッション後のコメントを共有します。
土屋正恵(弘果SRC)
「どの話も自分の能力を発揮するための準備が必要であると感じた。せっかく自分の力で全日本メンバーに入ったり、オリンピック権利を獲得しても、問題行動等を起こすことで全部水の泡になってしまうことを再確認した。自分の行動に責任を持って行動していきたい。
インテグリティの話もあれば、スポーツ選手への感想もあり、なかなかこのように選手同士で話し合う機会がないので良かったと思う。」
児玉 美希 (太平洋建設SC)
「今回の話し合いで、選手として規定やルールから逸脱しないように、競技においてしっかりと準備することが必要だと思ったし、自分は出来ていると決めつけずに再確認することもドーピングなどの予防に大切であると感じた。」
写真下: 横濵汐莉(日本大学)
「用具の規定違反で失格になったニュースを見て、最近クロカンもポールなどを検査することが無くなったので、このレースのようにレース後に検査されて失格にならないように気をつけたいと思った。北京五輪も外部からの観客を無しで行うニュースを見て、レースにおいて観客の存在は大きいので寂しいと思った。はやく日常に戻って欲しいと思った。」 木島平 FIS Roller Ski Race より
photograph©佐藤秀信
森口翔太(日本大学)
「ディスカッションでは、他のスポーツの事をクロカンと照らし合わせながら話をしました。どんな競技にも共通して言えることはあると思うので、ニュースなどはしっかり見て参考にしていきたいと感じました。」
写真下:右:森口翔太(日本大学)・左:宇田彬人(T.A.C Ski Team)
photograph©佐藤秀信
写真下:小林千佳(長野日野自動車SC)
「オリンピックだけを目標にかけてきた選手の思いや努力を知って、そのくらい自分を追い込める人になりたいと思った。北京オリンピックの「共に未来へ」というスローガンはこのコロナ禍で世界がひとつになって進んでいこうということが伝わってきていいと思った。みんな考えてる事は似ていて、強くなりたい、世界で活躍したいという事が伝わってきた。」photograph©佐藤秀信
☆ 土濃塚悠成(日本大学)
「オリンピックだけを目標にかけてきた選手の思いや努力を知って、そのくらい自分を追い込める人になりたいと思った。北京オリンピックの「共に未来へ」というスローガンはこのコロナ禍で世界がひとつになって進んでいこうということが伝わってきていいと思った。みんな考えてる事は似ていて、強くなりたい、世界で活躍したいという事が伝わってきた。」
photograph©佐藤秀信
☆羽吹唯人(東洋大学)
スポーツのルールを確認しアスリートとしてあるべき行動を取ること。
アスリートとしてドーピング物質の確認や薬を出してもらう時には自分がアスリートである事を言ってドーピング物質を入っていない薬を処方してもらう必要がある。
写真:右:羽吹唯人(東洋大学)左:広瀬崚(早稲田大学)
photograph©佐藤秀信
報告:クロスカントリー強化チーム セクレタリー 根津修平
※競技の特性上、マスクを外している場面がございますが、
当合宿はSAJ感染対策ガイドラインのもと参加者全員に事前のPCR検査を実施し、
陰性を確認したうえで実施しております。