競技

2013/12/26

【REPORT スノーボードW杯SBXレイクルイーズ大会】
ソチへ向けたワールドカップ第2戦目

2013年12月21日:スノーボードSBXワールドカップLake Louise(CAN)大会、

藤森選手11位(予選10位) 桃野選手21位(予選14位)

 

マイナス20度の中で行われた今季第2戦目。標高は約2,000mでコース幅が狭く4人ヒート、7つのバンクがあり第3バンクと第5バンクがグーフィー有利のコース設計。男子は参加人数76人で予選Top5は全員がグーフィー。

 

桃野選手は予選の日の公開練習の1本目で精度の高い滑りを見せ、残した時間を活用し課題のスタートセクションのトレーニングに挑んだ。2秒以内に40人が入る混戦の中、桃野選手は14位でファイナル進出を決めた(カットダウンシステムにより上位50%が1本目でFIX)。ワールドカップ初戦の予選5位に劣らない内容で実力を証明した。4人ヒートの決勝ではスタートで出遅れ、混戦の中3位で第2バンクに入るがラインの問題から第3バンクでは4位に。コース中盤で追いつくが攻めきれずそのままレース終盤へ。3位の選手が転倒し、桃野選手は3位でゴール。最終順位を21位とした。

 

藤森選手は公開練習から好調の滑りで予選1本目でも会心の滑りだったが、想像以上のスピードに対応できず第6バンクで転倒。予選2本目へと進み全体では3位のタイムを出したが、カットダウンシステムにより最終予選結果は10位。ファイナルの一回戦はDominique(CAN)、Helene(NOR)、Zoe(GBR)と競合揃いのヒートへ。得意のスタートセクションで飛び出し、そのまま2位をキープし第3バンクへと進入した瞬間、バックサイドでバーンの荒れをひろい転倒、最終結果を11位とした。

 

次戦は1月11日のアンドラで行われるワールドカップ、一度気持ちをリセットし、次に向けて様々な準備を確実におこない、強い気持ちと明確な方策を持って挑みたい。

 

報告:SBXチームコーチ 五十嵐幸太

 

Lake Louiseのコース

Lake Louiseのコース

左から岩井サービスマン、桃野選手、藤森選手、五十嵐コーチ、上島コーチ

左から岩井サービスマン、桃野選手、藤森選手、五十嵐コーチ、上島コーチ

ファイナル当日の藤森選手、桃野選手、五十嵐コーチ

ファイナル当日の藤森選手、桃野選手、五十嵐コーチ