競技

2022/08/15

【REPORT 第1回アルペンタレント発掘育成事業合宿】

▲※合宿の概要はこちら

8月3日から8月8日にかけて、山形県蔵王温泉にて合宿を実施しました。今回の合宿は拠点強化A・Bの選⼿を対象に、夏季遠征への選抜選手の選考を行い、同時に選⼿⾃⾝が⾃分の特性を知ることをテーマにトレーニングを実施しました。
質問や会話を通して理解を深めながら、選⼿は⼀つ⼀つの内容に全⼒で取り組んでくれました。

第1回アルペンタレント発掘育成事業合宿
第1回アルペンタレント発掘育成事業合宿
第1回アルペンタレント発掘育成事業合宿
選⼿⾃⾝が⾃分の特性を知るために

(1) 筋⼒、ウェートトレーニングについて
全体的に筋⼒トレーニングは普段からしっかりと⾏って来ているように感じています。内容によっては数値的に不足している部分もありましたが、腹圧の高め方や正しいフォームを指導し徹底して繰り返すことで数値にも改善が⾒られました。

(2) 巧緻性 マット運動について
回る・⽌まるなど重⼼移動を意識的に⾏うことで、スキー動作の中でも重⼼の動きに意識を向けられるよう促しました。個⼈トレーニングでは筋⼒強化、持久⼒強化を主に取り組んでいると考え、今回は⾃分の⾝体をどの程度調整することができるのか体感し、体験を通して自身の課題を見つけてもらいました。

第1回アルペンタレント発掘育成事業合宿
⾃分の⾝体をどの程度調整することができるのか体感する
第1回アルペンタレント発掘育成事業合宿
コーンステップ フォーム練習

(3) 敏捷性 ステッピングについて
GSやSLのターンリズムに合わせてタイミングよく動作を繰り返すトレーニングを⾏いました。最速の動きを発揮しようとすると⾝体の軸が乱れ、良いポジションやʻタイミングを保つことができないことも選手自身は感じたと思います。この体験こそがやる気や高い意識を持ったトレーニングに繋がったと感じています。

(4) ウォーミングアップ ⾝体のリセットプログラム モビリティー改善について
男子選手はウォーミングアップについてのセッションを取り入れました。
⼗分な時間をかけて関節可動域の改善を図り、⾝体の動かす部分と動かさない部分を意識してコントロールする動作を学びました。
怪我をしないための準備やトレーニングに⼊るまでの⾝体を活性化させることを体感し、選⼿からも⾝体を動かすことへの意識が変わったと感想をもらっています。このプログラムの中で得た呼吸・腹圧・動作に対する気づきは、パワートレーニングやスピードトレーニングへ活⽤できたことで数値へも良い影響となったと考えています。

(5) コーンステップ フォーム練習について
女子はスキーを意識した動作を取り入れました。
サイドステップでスキーフォームのチェックを⾏い、動きの癖やスキーを想定した中での自身の可動域を体感しました。軸を内傾させることでスキー板の動きを⼤きくし、よりスピードを出していく動作に繋げられるようイメージして取り組みました。

第1回アルペンタレント発掘育成事業合宿
⾝体の動かす部分と動かさない部分を意識してコントロールする
第1回アルペンタレント発掘育成事業合宿腹圧の高め方や正しいフォームを指導し徹底して繰り返す

この合宿を通して選⼿自身が自分の課題を理解し、⼤きく成⻑する可能性を⾒つけることが出来たと思います。不得意とすることも日々の意識と反復で改善し強みにすることで、今後も⾃信を持って活動してほしいです。
短期間ではありましたが、スキーレーサーとして積極的に技術、体⼒を探求し⽬標に向かう準備が出来たと感じています。
新型コロナウイルスの影響がまだ大きい中ではありますが、チームの活動にご理解いただき感謝いたします。今後も十分な感染対策のもと、明確なビジョンを持って取り組んで参ります。

報告: アルペン 男子コーチ兼国内強化コーチ 安食 真治

運動の特性上、コンテンツ内にマスクを外している場面がございますが、当事業はSAJ感染対策ガイドラインのもとで実施しております。