競技

2013/03/12

【REPORT スノーボードPGSワールドカップ アローザ大会】
竹内智香7位、斯波正樹参戦レポート

 3月10日にスイスのアローザにて行われたワールドカップPGSに参戦した、竹内智香選手、斯波正樹選手からレポートが届きましたので、ご紹介いたします。

 

【竹内智香】

 予選1本目にスタートゲートにぶつかり、そして3ゲート目で転倒してしまうという予選内容でしたが、なんとか7位で決勝へ進む事ができました。気温が非常に高く、春雪で硫安が使われるコースコンディションでしたが、今回は状況にうまく対応することができ、非常に相性の良いレースでした。勝てる手応えと自信がありましたが、決勝2回戦2本目でリードしていたなか、緩斜面の入り口でエッヂがひっかかり、ターンを切り替えすことができず相手コースに入ってしまいました。最終順位を7位という結果で終えました。

 久々に調子も相性も良いレースだったたけに非常に悔しいですが、最低限ベスト8に入りポイントを加算できたことは良かったと思います。残り2戦、引き続き集中して良いレースができるように頑張りますので、今後も応援よろしくお願い致します。

 

【斯波正樹】

 予選1本目11位の好タイムでしたが、2本目には大きなミスをして、結果30位に終わりました。良かったところは、出走順が40番という比較的不利な状況の中、トップから1秒以内の十分に予選通過出来る11位のタイムで1本目を滑る事が出来た事です。これまで1本目から良い滑りをするのが難しかったのですが、今回はその部分を一歩前に進めました。2本目はコースの荒れに対応出来ず、ボードをコントロールする事が出来ませんでした。次のスペイン戦では、2本目も加えたエネルギーを逃がす事無くターンに繋げていきます。

 今回のワールドカップでは、モスクワ戦のあとの振り返りをもとに、うまく精神をコントロールする事が出来ました。「これまでやってきた事を肯定する。」「俺が一番だと信じる。」という事です。この気持ちの持ち方は、良い方向に働いたと思います。次は3月16日スペイン・ラモリーナで行われるワールドカップです。同じように精神を良い状態にコントロールし自分の気持ちに素直に従って全力を尽くしてきます。応援してくださる全ての皆様に良い結果を持って恩返し出来るように、挑戦し続けます。

 

竹内智香選手(Photo by FIS/Oliver Kraus)

竹内智香選手(Photo by FIS/Oliver Kraus)

斯波正樹選手(Photo by FIS/Oliver Kraus)

斯波正樹選手(Photo by FIS/Oliver Kraus)