競技
2023/01/06【Report 第1次スノーボード(アルペン)遠征】22-23シーズンワールドカップ開幕!
スノーボードアルペンチームは2022年12月7日~12月20日の期間、FISスノーボードワールドカップへの参戦のための第一次海外遠征事業を実施いたしました。
12月上旬は雪のコンディションが安定せず、当初予定されていたLivigno(リヴィーニョ/イタリア)での開幕戦の延期によるスケジュール変更からスタートすることとなりましたが、その後はWinterberg(ヴィンターベルク/ドイツ)でのPSL・PRT、Carezza(カレッツァ/イタリア)のPGS、オリンピック開催予定地であるCortina(コルティナ/イタリア)でのPGSの4戦は無事に開催していただくことができました。
スタートから絶好調の 三木 つばき 選手(キャタラー)
今季のSBALトップチームは遠征時にチームコーチをおかずに個々に活動を任せた上でシーズンを進める形となり、ワールドカップに集合する際には三浦トレーナーが選手のケア・サポート役として対応しています。特殊な形式で迎えたものの、選手の多くが長きにわたり海外大会での経験を積んでいる選手のため、若い選手をひっぱっていってくれる存在に助けられながら、大会を見守ることができています。
頼もしいベテラン二人の存在。(斯波 正樹 選手/ジョイングループ・竹内 智香 選手/広島ガス)
個人戦においては10代の三木選手が予選トップタイムを複数回たたき出すなどスタートから好調な様子をのぞかせ、ベテランの竹内選手と共に安定して決勝に駒を進め、経験を積んでいます。
さらにWinterbergで開催されたチーム戦では、初めてのペアとして「三木・清水」の若いコンビが活躍を見せてくれました。
斯波選手が男子トップとしてチームの雰囲気を汲み取り、豊田選手が笑顔で盛り上げてくれて、個人種目でありながらもチームとして、同じ日本人としてフォローし合う様子はとても頼もしくうつりました。
スタートを待つ豊田 亜紗 選手(team Victoria)
チーム戦で活躍した若手コンビ(三木 つばき 選手・清水 大智 選手/同志社大学)
2026年ミラノ五輪にむけてあらたにシーズンがスタートしたばかりですが、今季は世界選手権もある重要なシーズンでもあります。
選手ひとりひとりに活動の多くを任せる初めての試みのシーズンに挑む選手たちの活躍に、ご期待ください。今季も応援よろしくお願いいたします。
報告: スノーボードアルペンチーム/チーフコーチ・セクレタリー 戸崎 啓貴
当事業はSAJ感染対策ガイドラインのもとで実施しております。