競技
2014/11/20【REPORT スノーボードALチーム遠征】
強化と育成選手ALチームの一体感
10/31〜11/21の日程で、アメリカコロラド州カッパーマウンテンにて第1次遠征をおこないました。
カッパーマウンテンはスキー場の麓の標高が約3000mと高地にあるため、高山病対策や合宿初日からパフォーマンスを最大限引き出せることを目的に、出発前にJISSにて4日間高地順化合宿をおこなって現地入りしました。この効果もあり、高地に対する特に大きな障害もなくトレーニングに入ることができました。
少雪のため、遠征中に参戦を予定していたNor-Am Cupがキャンセルとなったことは残念でしたが、その分雪上でのトレーニングをしっかり行うことができたと思います。早朝6:30からのトレーニングは、時に-20℃以下になる日もあり、厳しいコンディションですが、今後続くレースの転戦を考えるとこの時期のこれくらいのトレーニングは必要不可欠だと言えます。
また、本遠征は強化チームと育成チーム混成によるトレーニングを行いました。合宿を通じて海外経験の豊富な強化チームメンバーの日々の雪上でのトレーニングに対する姿勢や、雪上トレーニング後におこなう効果的なコンディショニングトレーニング内容を育成メンバーが吸収することも大きな目的のひとつでした。育成チームメンバーのトレーニングに取り組む姿勢も目に見えて変化があり、今後の活動に活かされることを期待しています。
強化チームから育成メンバーへ滑走技術や道具に対するアドバイスが行われたり、アクティビティでバレーボールを全員で行ったりすることで、「ALチーム」としての一体感も出てきたことは大きな成果の一つと感じています。
この後すぐにヨーロッパで始まる第2次遠征では、レースの転戦も始まり実戦的なシーンに入りますが、今回の第1次遠征でその下地となるトレーニングを行えたと感じております。
報告:SBAL強化委員 森 治人
今回の遠征の参加したメンバーたち
雪上トレーニングは早朝6時30分から
吉岡健太郎選手
家根谷依里選手
雪上トレーニング後のコンディショニングトレーニング
バレーボールはトレーニングとチームビルディングに効果的