競技

2015/03/12

【REPORT フリースタイル】モーグルチーム遠征
星野、伊藤選手がたざわ湖ワールドカップで表彰台に

 2015年2月28日、3月1日、秋田県たざわ湖スキー場で行われた第7戦モーグル、第8戦デュアルモーグルの試合に、女子は星野純子(チームリステル)、伊藤さつき(立命館大学)、伊藤あづさ(チームサンガリア)、岩本憧子(中京大学)、市村美樹(中京大学)、男子は西伸幸(白馬村スキークラブ)、吉川空(NISEKO B&J)、堀島行真(岐阜第一高校)、田中陸也(チームサンガリア)、小林樹生(白馬村スキークラブ)、渡辺大晴(関西大学北陽高校)、原大智(チームジョックス)、杉本幸祐(松本大学)の全13名が参加した。

 28日のモーグルでは、星野が予選から彼女の強みである大きなエアと、スピードに乗った滑りでファイナル1を2位で通過した。最終的に順位が決まるスーパーファイナルでは、わずかなミスで優勝には至らなかったものの、自己最高となる2位を獲得した。男子ではワールドカップ2回目の出場となった若手の杉本が、湿って固まった難しいコンディションの雪をコントロールして滑り、決勝に進出した。決勝の結果は14位であったが、このことは次へとつながるステップとなった。

 星野は「自国開催のW杯で良い集中ができていた。結果、シングルでは自己最高位の2位で終わることができた。日本独特の湿雪に外国人選手達は悩まされていたため、地の利もあった。秋田の方々は本当に親戚で、私たち選手を温かく迎え入れてくださった。スポンサーや、スタッフ、パトロール、ボランティアの方々、コーチ…本当にたくさんの方からの支えがあってこそ成立していることを、自国開催で改めて実感した。感謝の心を忘れることなく、頑張っていきたい。」と語った。

 1日デュアルモーグルが行われ、星野と伊藤が決勝に進んだ。雪質がめまぐるしく変化する中、伊藤さつきは安定した滑りで勝ち上がった。決勝では積極的な滑りで相手にプレッシャーをかけたが力及ばず、2位となった。星野はベスト8で変化した雪質に足を取られ転倒し、結果6位となった。男子は西と杉本が決勝ラウンドに進んだ。2人共積極的な滑りをしたが、スピードコントロールを失い正確なターンが出来ず、西14位、杉本16位となった。

 伊藤は、「前日のモーグルでは予選落ちだったが、スピードを活かせるデュアルモーグルでは、“相手が誰であろうと常に自分のベストな滑りをしたら勝てる”という強い気持ちで挑んだ。全ラウンド集中することができたことが、良い結果につながった。日本でのワールドカップは観客のみなさんの応援がとても力になった。これから残りのシーズン、良い結果で終われるようやっていきたい。」と語った。

 上野コーチは「湿雪で難しいコースコンディションの中、選手全員全力を尽くして試合に挑んでくれた。特に星野はデュアルモーグルで転倒してしまったものの、2日間通して全てのランでベストパフォーマンスを発揮できた事は、今後につながる大きな自信になったはずである。伊藤は持ち前のスピードと強い気持ちがうまく滑りにかみ合い、好成績に繋がった。シングルモーグルでも同じように滑れるようになることがこれからの課題である。さらには杉本を筆頭に若い世代も真剣に、意欲的に大会に挑んで頑張ってくれた。シーズンも終わりは近いが、気を抜かずに戦い抜きたい。」と述べた。

 次は、3月18日にメジェーヴ(フランス)においてワールドカップグランプリの上位24名で競い合うワールドカップ最終戦に参戦する。

 

 ワールドカップ・たざわ湖大会モーグルリザルト

女子
【MO】http://data.fis-ski.com/pdf/2015/FS/8213/2015FS8213FRL.pdf

【DM】http://data.fis-ski.com/pdf/2015/FS/8215/2015FS8215FRL.pdf

男子
【MO】http://data.fis-ski.com/pdf/2015/FS/8214/2015FS8214FRL.pdf

【DM】http://data.fis-ski.com/pdf/2015/FS/8216/2015FS8216FRL.pdf

モーグルで2位と進境著しい星野純子選手

モーグル男女の表彰台

今大会に参戦したジャパンチームのメンバー