競技

2015/09/24

【REPORT 第1次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】
準備の大切さを学ぶ

遠征先:ニュージーランド カードローナ

期間:2015年8月7日~9月15日

FIS Snowboard World Cup Halfpipe Cardrona戦

男子
1位 片山來夢(バートン)
2位 平岡卓(バートン)
5位 青野令(日本体育大学)
6位 今井郁海(上田スキークラブ)

女子
2位 大江光(バートン)

 

 ハーフパイプチームは8月からの新年度スタートに合わせ新チーム始動の国内合宿行い、そのままの流れでシーズン最初の遠征へと発ちシーズンのスタートを切った。今回の遠征ではワールドカップ参戦と雪上トレーニングの大きくわけて2つの目的に向けて臨んだ。

 今シーズン初戦となるワールドカップでは参戦した全選手が最低の目標として掲げて臨んだ決勝進出を確実に果たし、決勝の舞台でも各々が今持てる力を存分に発揮し試合の結果としては十分な成果を得る事ができた。試合に臨むにあたりしっかりと準備を行い不安要素をできる限り排除し自信をもって臨めた事が演技に繋がり十分なパフォーマンスを発揮する事ができたと分析する。気持ちで滑りは変わる、変えられるという事が実証できた。

 この度現場でサポート頂いた村上テクニカルコーチ、安岡トレーナー、山本サービマン、近藤栄養士、長田映像スタッフの仕事と連携も選手達の大きな後押しとなり結果とともに今後に繋がる成果を得る事ができた試合となった。

 後半の合宿においては天候に左右されながらも各々の課題に向けて集中した雪上トレーニングを行い、また陸上のトレーニングも精力的に行うことができた。途中、安藤選手のアクシデントもありながらも後半には現場復帰を果たし参加選手全員で最後まで充実した遠征を行う事ができた。

 今シーズンは2018年平昌オリンピックでの目標に向け来シーズンから始まるオリンピックトライアルでの実力を発揮する為確実に力を蓄えるシーズンとしていきたい。

報告者:HPコーチ 治部 忠重

 

WC初戦にて旋風を巻き起こした
JAPAN HP TEAM

男子表彰式 ソチ五輪金メダリストの上位に日本人選手が2名上がった

女子表彰式 国際大会自身最高位となる2位になった大江選手

WCで使用されたハーフパイプ施設 Cardrona

今シーズンより強化チームに加入した安藤選手の高さのある演技

チームミーティング風景

陸上トレーニングの一コマ

村上テクニカルコーチの熱心な指導風景

チームのムードメーカー、安岡トレーナーのコンディショニングトレーニング指導

WCに向けた山本サービスマンの作業風景

栄養面でのコンディショニングを支えて頂いた近藤栄養士

映像サポートの長田氏