競技

2015/09/25

【REPORT 第1次スノーボード競技(HP)タレント発掘育成事業】
新生ハーフパイプチーム

 8月31日から9月16日の日程でニュージーランド・カードローナスキー場にて、第1次スノーボード競技HPタレント発掘育成事業を開催しました。育成選手5名が参加し、新生ハーフパイプチームとして初の雪上合宿となりました。

 雪上トレーニングでは国内にはないワールドカップ後の良いコンディションにて各々課題の練習と今後必要になるスイッチトリック、スピードに耐えうるボトムランとエアターンの高さを重視した練習に取り組みました。男子育成選手は1260などの高難易度の技を強化し、女子育成選手は高さとスイッチトリックを果敢に挑戦しました。2週間の合宿の中天候が悪い日もありましたが、滑る時間が少ない中、集中した質の高い雪上トレーニングが行えました。

 コンディショニングトレーニングでは樋口トレーナーの指導の下、体幹トレーニング、ラダートレーニング、瞑想など幅広いトレーニングを行いました。滑ることだけではなく、怪我を予防し、より高い頻度でトレーニングができる体力作りを行い、パフォーマンスの集中力について指導を受けました。選手達はスノーボードの技術だけではなく、トップを目指すアスリートとして必要な体力について理解を深めていました。

 今合宿では、国際規格のハーフパイプで、強化選手、メダリスト、海外有力選手が集まった中、互いにプッシュした合宿が行えました。育成選手は、普段感じられないようなとても良い刺激を受け、選手の意識が世界で戦う方向へ近づいた、実のある合宿となりました。

報告者:HPコーチ 神戸 忠仙

 

樋口トレーナーによる体幹トレーニング

今井選手のFSインディーグラブ

浅谷選手のFSインディーグラブ

岡本選手のFSコーク720

冨田選手のFSメランコリーグラブ

トレーニング合同写真

ハーフパイプ選手の合同写真