競技
2016/01/19【お知らせ】日本スポーツ賞
競技団体別で伊藤有希選手が受賞
読売新聞社が昭和26年に制定した「第65回日本スポーツ賞」の表彰式が、18日、開催され、競技団体別で世界選手権大会で銀メダルを獲得したジャンプの伊藤有希選手(土屋ホームスキー部)が受賞した。
当日、伊藤選手が出席できないため所属する土屋ホームスキー部総監督の川本謙氏(同社取締役副会長)が代理出席した。65回を数える日本スポーツ賞には、過去に「オリンピック特別賞」としてスキー(チーム)も受賞している。
1972年、札幌オリンピックのジャンプ70m級でメダルを独占するという快挙を達成した笠谷幸生、金野昭次、青地清二の3選手がチームとして初受賞した。1992年アルベールビルオリンピックで金メダルを獲得したコンバインド団体(荻原健司・河野孝典・三ヶ田礼一)、1994年リレハンメルオリンピック、同じくコンバインド団体(荻原健司・河野孝典・阿部雅司)が2大会連続受賞している。
そして1998年長野オリンピックでは、感動の大逆転で金メダルを獲得したジャンプ団体(岡部孝信・斉藤浩哉・原田雅彦・船木和喜)が受賞。原田選手の「ふ~な~き~」は当時、流行語大賞にノミネートされた。
以後、これまで「大賞」は出ていないが、2018年のピョンチャンオリンピックでは長野オリンピック以来、20年ぶりの受賞を目指したい。