競技

2014/01/14

【REPORT スキージャンプ】ワールドカップ史上初の男女同時優勝
葛西、髙梨がWCで優勝

 11日、日本で開催されたジャンプのワールドカッップレディースで髙梨沙羅選手(クラレ)が圧勝すれば、タウプリッツ・バドミッテルンドルフ(オーストリア)で行われたフライングヒルでは41歳7か月の葛西紀明選手(土屋ホームスキー部)が10年ぶりとなる通算16勝目を挙げて各国のコーチを驚かせた。

 

 葛西選手の優勝は、それまでの最年長勝利記録は岡部孝信選手(雪印メグミルクスキー部)の38歳4か月を大幅に上回る世界最年長記録となった。

 

 これでジャンプの通算勝利は葛西選手16勝、髙梨選手15勝、船木和喜選手(フィットスキー)が15勝となるが、今週末、髙梨選手は山形県・蔵王で2連戦があり、蔵王で2勝すればワールドカップ3シーズンで一気にジャンプの最多勝記録を塗り替えることになる。

 葛西選手と髙梨選手、ソチ五輪でも目が離せない。

 

フライングヒルで史上最年長優勝を果たした葛西選手