教育
2016/03/10【REPORT】第53回全日本スキー技術選手権大会兼
第35回デモンストレーター選考会 予選2日目(3/10)
【予選2日目(レポート)】
【予選リザルト】
男子1位 水口雄太 選手(富山県)
2位 田中頌平 選手(長野県)
3位 実原俊一 選手(岡山県)
女子1位 大場優希 選手(北海道)
2位 大川奈々 選手(北海道)
3位 赤松かおり 選手(山梨県)
≪予選2日目 総合滑降 中斜面・整地(ナチュラルを含む)≫
選手インスペクション、コーチインスペクション、ジュリーインスペクションがオンタイムで終了。
順調にフォアランナー2名によるコース確認も終了し、いざスタートというところで、濃霧が発生し中断となりました。
この濃霧がなかなか晴れず、1時間が過ぎてもまったく見えない状況となりました。
このままだと競技時間の関係からキャンセルというケースも想定される状態になり、ジュリー会議にて、かろうじて小回り競技がスタートしたパノラマ北側コートで、まずは女子の競技成立のため、ローテーションを変更するなどの対応に追われました。
およそ1時間40分経過、競技キャンセルの最終決断となりましたが、すばらしいことに濃霧が晴れ視界が回復、2時間遅れで競技開始となりました。
気温は低く、バーンもしまっている状態で絶好のコースコンディションのなか、予選2日目の戦いがスタートしました。
総合滑降でもあり構成もさることながら、しっかりとしたターン弧を描いた選手が高得点に繋がっていました。
≪予選2日目 小回り 中斜面・不整地≫
本日も競技開始時刻となっても濃霧は続き、種目進行しては途中で中断という状態が続いた。
キャンセル種目となるか危ぶまれたが、深くえぐれたコブに挑戦しようとする選手の熱い気持ちが天に届き、途中から天候も回復。
競技時間の関係もあり、男女共にスタート位置を少々下げた経緯もあったが、競技はスムーズに流れていった。
天候やコースクルーのお陰で、雪面も緩むことなく、選手は大きく3本のラインのどのラインをとるか頭を悩ませた。
また、縦にコブを処理していくのか、回して弧を描いていくのか技術の選択にも頭を悩ませた。
いかなる斜面・どの技術にしても、スピードの中での雪面コンタクトが取れた者に勝敗の軍配があがっていたようだ。
本選の出場者は、予選合計得点順位の男子90位、女子60位までと、予選免除の選手となります。(予選免除選手:前年度大会の総合得点順位の男子50位、女子20位)