教育
2017/03/06【REPORT】第14回全日本スノーボード技術選手権大会
3月2日 開会式
南魚沼市民会館にて、第14回全日本スノーボード技術選手権大会の開会式が行われました。各地域より予選を勝ち抜いた、男子213名、女子72名、総勢285名の選手たちにより、熱い戦いがこの日から始まります。
3月3日/予選1日目
フリーライディング・人口ウェーブ/ショートターン・整地
予選初日は、朝から湿雪やあられが降る中でのスタートとなりました。美奈ゲレンデのショートターンでは、ガスによる中断の心配もありましたが、視界も徐々に回復し順調に競技が進行しました。
長峰第三ゲレンデでは、人口ウェーブのフリーライディングが行われ、目まぐるしく変わる天候の中で選手たちの果敢なパフォーマンスを見ることが出来ました。
3月4日/予選2日目
ミドルターン・人口ウェーブ/フリーライディング・ナチュラル
昨日とは打って変わり、予選2日目は快晴のスタート。コートは昨日と同様、長峰第三ゲレンデ、美奈ゲレンデで行われました。
人口ウェーブでは、ミドルターンをリズム良くスピードを維持できるか、一方美奈ゲレンデのフリーライディングでは、急斜面から緩斜面へどのようにして滑りをつなげていくかが見どころとなったようです。
いずれのコートも時間経過に伴って、気温が上昇し新潟独特の雪質への対応力が求められるコンディションとなりましたが、スリップクルーの活躍でコースコンディションは良好に保たれ、選手は思い切ってスタートすることができたようです。
3月5日/決勝
フリーライディング・ナチュラル/ショートターン・人口ウェーブ
いよいよ最終日、決勝の舞台です。予選で使用した人口ウェーブではショートターンを行いましたが、連日の整備のおかげで硬くしまったコートで選手たちを迎えてくれました。
フリーライディングでは予選からコートを移して、大別当の急斜面で行われました。早朝、硬く締まっていたコートも強い日差しと気温の上昇でスタートの頃には重いザラメ雪へと変わり、難しい状況下での競技となりました。
決勝にふさわしいセッティング、天候にも恵まれ、選手たちも力をしっかり出し切れた戦いになったのではないでしょうか。
閉会式
閉会式は強い日差しのもと、ゲレンデ下部の特設ステージにて行われ、クラス別表彰式は大変盛り上がり、互いを讃えあう歓喜の時間となりました。表彰式の後には、この大会をさらに盛り上げて頂いたフォアランナーたちが壇上に上がり、未来の全日本チャンピオンを目指すジュニアライダー、韓国からこの大会の為だけに来てくれたトップライダーたちが紹介されました。
素晴らしい大会への感謝と共に、来年はさらに良い大会にという岡田理事の強い言葉をいただき、滞りなく閉会いたしました。
●公式リザルト